今日のみ言葉【No.1708】(2018年 2月20日)「 光として存在する」

あなたがたは、世の光である。
(マタイ5:14)

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「今日の御言葉メール」の登録者数が昨日でちょうど1000名となりました。

1000人目の方には御言葉メールを本にした『365日 生きていていい!』をプレゼントしたいと連絡を差し上げました。

それは義務や規則だからではありません。

まさか1000人の方々がお読みになるとは当初夢にも思わなかった私が、

「せずにはおれない」
「したくてたまらない」

という喜びの表れとしてさせていただくのです。

キリストの救いも、伝えられた側が

「役目だから」
「当番になっているから」

として誰かに伝道するのではなく、

「気がついたら救いを伝えていた」

というものなのです。

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パウロは弟子のテモテに対し、教会の指導者として人々を正しい方向に向かわせるためには

「ああせよ、こうせよ」
「あれもダメ、これもダメ」

という律法式ではなく、模範によって説得せよと語りました。

「愚かで無知な論議をやめなさい。それは、あなたが知っているとおり、ただ争いに終るだけである。主の僕たる者は争ってはならない。だれに対しても親切であって、よく教え、よく忍び、反対する者を柔和な心で教え導くべきである」
(第2テモテ2:23-25)

怒りや非難という刃を使えば即座に効果は現れますが、それは一時的なもので、人間を本質的には変えません。

停電で真っ暗になったら、そこに1本のろうそくを置けばよいのです。

「あなたがたは、世の光である」
(マタイ5:14)

自分が光となってそこに存在するだけで暗闇は追い払われます。

真理に徹し、喜んで生きていること。

これが神の方法であり、息長くこれを続けていくと、闇はやがて窒息し、居場所を失って去っていきます。

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教会にはいろいろな人たちが来ます。

悲しい出来事を体験したので慰めてもらいたい人、人生をうまく生きる秘訣を知りたくて来る人、新しい出会いを求める人…。

たまに怒りをぶつけに来る人がいます。

よく観察すると、自分がやっていることがうまく行かず、そのうっぷんを晴らすための八つ当たりです。

ただし、本人はそのことを意識していません。

大まじめで悩み、まるで自分が正義のヒーローか悲劇のヒロインかのように思っておられますから、こちらとしては大いにやりがいのあるところです。

それらの方々は、神とサタンを両方同時に持ってきて、そのせいにすることが多いように思われます。

「神に見捨てられた」
「サタンの妨害を受けている」

私は心の中で

「神様は『そう言われても…』とおっしゃり、サタンなら『俺のせいじゃないんだけど…』とでも言っているだろうな」

と思いながらその人の言い分を聞かせていただきます。

周りにいる教会の方々は、

「神様は最善にしてくださるからねえ」

と、ニコニコしながら幾度もその話をお聞きになります。

とうとう最後にその人は

「あんたたちみたいなバカな連中とはつきあってられない!」

という捨てゼリフを残して去って行かれます。

そのまま来なくなる人もいますが、いつの間にか神妙な顔つきで礼拝の席に座っている人もいますし、怒りはしなくなりましたが以前と同じように席についている人もいます。

変わらないのは

「神様は最善にしてくださいます」

と語り続ける教会の方々です。

光は闇を追い払い、あるいは、闇を光の中に包んでそれを光とするのです。

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神の救いを受け、神の光を受けた者として、置かれたところで生きて参りましょう。

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