今日のみ言葉【No.1593】(2017年 8月24日)「 夢があなたを造り上げる」
あなたはあなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地のおもてのすべての民のうちからあなたを選んで、自分の宝の民とされた。
（申命記7:6）
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アブラハムは神に選ばれ、後にその子孫は増え広がり、イスラエル民族へと成長します。
今日の聖句は、アブラハムから始まったイスラエルの民は神から選ばれた宝の民だというところです。
「あなたはあなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地のおもてのすべての民のうちからあなたを選んで、自分の宝の民とされた」
（申命記7:6）
なぜ彼らが選ばれたかという理由は記されていません。
しかし神はその保証としてアブラハムに夢のような約束を与えて下さいました。
まず、土地のない遊牧民の彼らに広大な定住地が与えられるという夢です。
「目をあげてあなたのいる所から北、南、東、西を見わたしなさい。すべてあなたが見わたす地は、永久にあなたとあなたの子孫に与えます」
（創世記13:14〜15）
次に、子孫が増えるという夢です。
「わたしはあなたの子孫を地のちりのように多くします。もし人が地のちりを数えることができるなら、あなたの子孫も数えられることができましょう」
（創世記13:16）
神は宝の民であるあなたにも夢を与え、その夢があなたを動かす人生が備えられているのです。
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私は夢のない人生を送っていた者です。
神を信じてからの数年間も「どうせなるようにしかならない」と夢を描くことを拒否していました。
なまじ夢を見て、その通りにならなかった時の深い失望感を味わいたくなかったからでしょう。
しかし神はそういう私にも夢を見るチャンスを与え、人生の中に介入された時があります。
可能思考で有名なロバート・シュラー博士が日本各地で講演会をされ、その一つに米沢が選ばれました。
その時、
「ロバート・シュラーの通訳をしたい」
という思いが湧いてきました。
なぜそう思ったのか今でもわかりません。
私は当時アメリカ人宣教師の日常会話の通訳くらいはできていましたが、あの世界的大先生の通訳をするなど実力不足で夢のまた夢のはずです。
しかし、夢とはそのような突拍子もないことを思い描くものなのです。
早速田中牧師に相談しました。
前向き肯定的メッセージの先生ですから、「そうか」と快諾され、最初のプログラムにはない、牧師だけを集めての教職者の集いを作って下さり、そこで私がシュラー先生の通訳をするということになりました。
「へぇ〜、こんなことになるんだ」
夢の中で夢を見ているような私は現実の中を歩いていませんから、まるで他人事のように思っていました。
それから徐々に周りの人にこの夢を話すと、人々の心が燃え出してくるのがわかりました。
夢に触発されて同じように夢を見だす人、私の夢に共感する人、応援し協力してくれる人が現れ始めました。
やがて、私のもとにシュラー師関連の可能思考の本（英語も日本語訳も）や、当時高価でとても手に入らなかったメッセージテープ等がどんどん集まってきました。
だんだん現実がわかってきた私は、必死で本を読み、必死でテープを聞き、Possibility Thinking にどっぷりと浸りました。
そして講演会の日には、私はいっぱしの可能思考者になっていました！
あなたが夢を作り、自分で見ようとしたはずなのです。
しかし一旦夢を見ると、今度はその夢の方があなたを造り上げるのです。
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神から与えられる夢を見ましょう。
それはあなたを宝の民とする約束なのです。
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