今日のみ言葉【No.1510】(2017年 4月 5日) 075 「香油を塗ったマリヤとそれをなじったユダ」(1)
この女のするままにさせておきなさい。
(ヨハネ12:7)
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結婚情報誌ゼクシィの調査によると、挙式・披露宴にかかる費用の平均は359.7万円(2016年のデータ)だそうです。
もちろん地味婚からスターの豪華な結婚式までいろいろありますから、ご自分の場合と一致しないかもしれませんが、おもしろいことに、これはヨハネ12章のナルドの香油一斤(326g)とほぼ同じ値段です。
会計係の弟子ユダは正確に300デナリと見積もっています。これは当時の労働者1年分の賃金にあたります。
マリヤは結婚費用を全部捧げてイエス様に注ぎ、感謝の意を表したと言えます。
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そんな高価な香油の封を解き、全て使って惜しくないほど重要な時とはどんな時だったのでしょう?
(1)「過越の祭の六日まえ」(1節)。十字架刑が6日後に迫っている最後の1周間です。
(2)「イエスのためにそこで夕食の用意がされ」(2節)ていました。食事の時はいつも喜びの時です。
(3)「ラザロも加わっていた」(2節)とありますから、彼が生き返ったことを人々が心から喜んでいた晩餐であったことが想像されます。
そこで突然事件が起こります。
「その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。」
(ヨハネ12:3)
マリヤはイエス様への愛と感謝を最大限にあらわしたのです。
このような大きな犠牲を払っても惜しくない程、マリヤはイエス様に感謝していたのでした。
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イエス様は
「この女のするままにさせておきなさい。」
(ヨハネ12:7)
と言って、マリヤを止めるでもなく、そのままにさせ、彼女の心のままに任せておいでになられました。
弟ラザロを生き返らせて下さったことに対する感謝の心、そして彼女が直感的に悟っていた間近に迫るイエス様の葬りの準備であることを、全てご存知だったのです。
イエス様は人間の感謝をそのまま受け入れられるお方です。
どんな形であれ、神様に対する感謝の思いは表したほうが良いのです。
それによって、神とあなたとの絆はなお強く、堅いものとなっていきます。
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イエス・キリストはあなたの心の中を知っておられます。
そのままの感謝の心を神に表す一日として参りましょう。
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