今日のみ言葉(2011年5月17日)【No.58】
「あなたがたの信仰どおり、あなたがたの身になるように。」
（マタイによる福音書 9:29）
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今日の聖書の個所は、二人の盲人が「わたしたちをあわれんで下さい」と叫びながら、イエス様についてきたところです。
興味深いことは、この二人は「目を開けて下さい」とは言っていないことです。彼らは「あわれんで下さい」とだけ言っていたのです。
私たちも同じことを言ってはいないでしょうか？
「神様、私を祝福して下さい」
「どうか助けて下さい」
「何とかして下さい。お願いします。」
この二人は漠然とした願いを持ってついてきたのです。
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イエス様は、私たちの願いを明確にして下さるお方です。
しかしそれは、イエス様ご自身から「目を開けてあげよう」と願いを明確化して下さるわけではありません。それは与えられた答えであり、自分で出した自分ならではの人生への解答ではなくなるからです。
代わりに、「わたしにそれができると信じるか」と語られるのです。
その瞬間、二人の盲人の心は曖昧なものからはっきりとした願いへと定まりました。
「主よ、信じます」
そして今日の聖句の「あなたがたの信仰どおり、あなたがたの身になるように。」という言葉が下され、目が開かれ、見えるようになって帰って行ったのです。
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あなたは、イエス様はどこまでお出来になる方だと信じておられますか。
信仰は、神であられるイエス・キリストの無限の力を、どれほど大きな器で受けるか否かの問題です。神を制限しないことが大事なのです。
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今日あなたが信じていることは何でしょうか。
「わたしにそれができると信じるか」というキリストの言葉を心に受け止め、今のあなたにしかできない応答をしてまいりましょう。