今日のみ言葉【No.3512】(2024年11月28日)「ガドへの預言」

ガドには略奪者が迫る。しかし彼はかえって敵のかかとに迫るであろう。
(創世記49:19)

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渓流の女王と呼ばれる美しい魚ヤマメは、サクラマスが川にとどまったものです。

淡水の川から海に下ったヤマメがサクラマスで、海水に適応して体が変化し、ヤマメよりも大型化して産卵のために川に戻ります。

なぜ川と海に分かれるのでしょうか?

その理由は、主に餌の量が原因だと考えられています。

稚魚の時に多く餌を食べることができたグループは、それ以上必要としませんから、早めに成長を止め、川の状況に適応してそこに居つきます。

ところが、餌に不足したグループは、生き延びるために食料を求め、他の場所に移動します。

それが海だったということで、幼い時にたくさん食べられなかったがゆえに、逆に海の豊富な食料にありつき、川にとどまった元の仲間よりも大きく成長できたというわけです。

ガド族には、敵に攻撃される未来が預言が残されました。

と同時に、それに対抗するための強さも養われると言われています。

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ガド族は、ヨルダン川東岸のギレアデの肥沃な平原を相続しました。

しかし、その開放的な地形は、周囲の遊牧民からの襲撃を受けやすく、常に防衛の必要性がありました。

ヨルダン川は、古代においては天然の要塞として機能し、イスラエルの他の部族を守っていましたが、ガド族は川を境にしてその外側に住んでいたため、外敵の侵入を防ぐ自然の障壁に恵まれていなかったのです。

彼らは、しばしば、周囲の部族からの侵入を受けたことが記されています。

「ハザエルはイスラエルのすべての領域を侵し、ヨルダンの東で、ギレアデの全地、カドびと、ルベンびと、マナセびとの地を侵し」
(列王紀下10:32-33)

それは、

「ガドには略奪者が迫る」
(創世記49:19)

と書いてあるとおりです。

しかし、

「彼はかえって敵のかかとに迫るであろう」
(創世記49:19)

とも書いてあります。

ガド族は、敵に襲われやすい環境のせいで弱くなったのではなく、その厳しい環境の中でたくましく生き抜き、勇猛果敢な部族へと成長しました。

「ルベンびとと、ガドびとと、マナセの半部族には出て戦いうる者四万四千七百六十人あり、皆勇士で、盾とつるぎをとり、弓をひき、戦いに巧みな人々であった」
(歴代志上5:18)

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環境はあなたにマイナスの影響を与えることがあります。

しかし、そのマイナスがあったがゆえに、逆にプラスが増し加えられたという人生があるのです。

「これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」
(ヨハネ16:33)

この御言葉を胸に、今日もプラスを積み重ねる一日として参りましょう。

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Posted by maruyama