今日のみ言葉【No.1340】(2016年 7月28日) 019 「遺産分けの相談に来た人」(3)
自分のために古びることのない財布をつくり、盗人も近寄らず、虫も食い破らない天に、尽きることのない宝をたくわえなさい。
(ルカ12:33)
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無農薬で天日に干したお米をいただきました。やはり美味しさが違います。
ところが、恐れていたことが起きました。蛾が湧いたのです。
米糠の匂いに誘われ、成虫が厚い紙袋の外側を食い破って侵入し、卵を産みつけたようです。
袋から出した米を数時間天日に当て直し、見つけた幼虫は全て取り出し、米を別の清潔な容器に入れ直しましたが、私の妻は毎日じーっと米を見つめ続けています。
すると、
「やっぱりいた」
とか、
「今日も蛾になって出てきた」
と毎朝の食卓で報告してくれます。
まるで「ノシメマダラメイガの生態」という夏休みの自由研究に勤しんでいるかのようです。
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この世のものは、虫がついたり、腐ったり、必ず朽ち果てる運命にあります。
イエス様が遺産分けの相談を受け付けなかったのは、その人が富を真の意味で自分のものとするように、とのお考えがあったからです。
自分のために宝を積みたければ、神の前に富めば良い、ということです。
イエス様は蓄財を真っ向から否定はしていません。
むしろ、イエス様を通して私たちが豊かになることを望んでおられ、それが神の御心であることを示しておられます。
「わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。」
(ヨハネ10:10)
しかしその富を自分のことのためだけに使おうとすると、いつか必ず
「愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか」
(ルカ12:20)
という神の声を聞く時が来ます。
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神の前に富むとは、御国を求めることです。
「ただ、御国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられるであろう。」
(ルカ12:31)
御国とは神の支配のことです。
ですから、御国を求めるとは、「神様ならこうなさるだろう」とあなたが考えることを実行することです。
そうすれば、必要なものは添えて与えてあげようと神様は約束しておられます。
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イエス・キリストはあなたの人生の使い方に光を当て、神に対して富む人生へと導いて下さる方です。
永遠に朽ちることのない、天に宝を積む今日の一日の歩みとして参りましょう。
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