今日のみ言葉【No.1265】(2016年 4月12日)

わたしはまた万国民を震う。万国民の財宝は、はいって来て、わたしは栄光をこの家に満たすと、万軍の主は言われる。
(ハガイ2:7)

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パナマ文書のニュースが世界中を激震させています。

ある人はリーマンショック級の事態に発展する可能性があるとまで言います。

事実、アイスランドの首相がこのタックスヘイブン(租税回避地)を利用して資産を隠していたのが暴かれ、辞任しました。

アイスランドは国自体が破産した時期があり、国民が大迷惑を被ったその時、首相が税金を払わないように資産を蓄えていたのですから辞任も当然でしょう。

世界の富裕層だけでなく、各国首脳の関係者が税金逃れをしていたことがわかり、無いはずだった何百、何千兆円というお金が実は正当に払われないでグレーゾーンで運営されていたことが白日の下に晒されたわけです。

富は人のものではなく、神の手にあることが示されたのではないでしょうか。

今日の聖句は、神が富の主人であることを語っています。

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私は初めてこの聖書箇所からの説教を聞いた時、

「ずいぶん景気のいい聖句だなあ」

と思いました。と同時に、

「ずいぶん自分たちに都合のいい聖句だなあ」

とも思いました。

それは

「全世界の国民を震えば、自分たち(イスラエル)の上にその財宝がボタボタと落ちてくる?へー、そう?ふ〜ん…」

と、この聖句はただの気休めに過ぎず、カラ元気を出しているだけにしか思えなかったからです。

しかし続く8節に

「銀はわたしのもの、金もわたしのものであると、万軍の主は言われる」

とまで断言されています。

神様は富の在り処をご存知で、富の所有者である神はご自分の意志でそれを右にも左にも動かされます。

ですから、神様が揺さぶれば、世界の富がどこに隠されていても、必要経費は正当な所に落とされるのです。

「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。」
(マタイ6:33)

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バビロンから帰還して神殿再建に取りかかったハガイの時代、それはかつてのソロモンが建てた壮大な神殿に比べれば全くみすぼらしいものでした。

お金がないからどうしようもなかったのです。

自分たちが持っているものでしか賄えないのですから、自分の財布の中身に合わせて規模を決める以外ありません。

しかし神はそのような考え方をするな、と言うのです。

神の家であり神のものである神殿を建てるのだから、その費用はあなたの財布の中から出すのではない。

払うのは神であり、神の銀行口座があるのだから、それを計算に入れて予算を立てなさい、ということなのです。

つまり、自分の限られた可能性で神のわざを測ってはならないということです。

神様が全世界の民を震ってあなたの所に富を落とすことなど簡単なことなのです。

「この地のすべての民よ、勇気を出せ。働け。わたしはあなたがたと共にいる」
(ハガイ2:5)

この共にいてくださる神から離れず、意識して私たちも共にいようとする時、必要なものは「すべて添えて与えられる」世界の中を歩むことができるのです。

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戦後間もなくの田中美男先生の伝道時代、教会を建てるために予約献金を募り、木造の教会建設が始まりました。

ところが支払いの段になり、その年だけ大型の台風が来て、農家の収穫物が大打撃を受け、

「申し訳ないが、約束した献金をすることができない」

という方々が何人も出る事態となってしまいました。

ここで神は全世界の民を震い、ちょうどピッタリの金額の匿名の献金者が現れ…、たでしょうか?

いいえ、そうはならないのが現実でした。

田中美男先生は米沢市の家々を一軒ずつ回り、「托鉢献金」に出かけました。

なぜこのような苦労を、と思いますが、棚からぼた餅的な行きあたりばったり的信仰を養うためではなく、

「勇気を出せ。働け。わたしはあなたがたと共にいる」

という神の御心があったのです。

先生は数年の苦労の間、神の存在を疑うことなく、時に浴びせかけられる罵声を忍び、1円、5円の献金を集められました。

そして無事支払いを終え、会堂が建てられました。

その後、米沢興譲教会は2度の会堂建築をさせていただけるほどの神の祝福に預かっています。

神の約束は確かなのです。

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今日も神の義と神の国を求め、神のために働く時、すべての必要が満たされることを味わってまいりましょう。

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