今日のみ言葉【No.1195】(2015年12月10日)
わたしがあなたに示す、すべての事を心にとめよ。
(エゼキエル40:4)
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1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,……。
一見バラバラで無意味な数字の羅列に見えますが、これはフィボナッチの数列と言って、並び方に規則性があります。
前の数字と次の数字を足したものの連続です。
1+1=2 ,1+2=3 ,2+3=5 ,3+5=8 ,……。
松ぼっくりやひまわりの種の並びはこの数列の通りに配置されています。
また、木の枝を下の方から数えると、この本数の通りに成長しているのだそうです。
自然界がこのような数字によって構成されていることは何とも興味深い神様の支配です。
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エゼキエル書第40章はそのような数字の羅列ですが、読む人が読めばその壮麗さに感動されることでしょう。
例えば建築士の方は、今日の聖書個所を読むだけで図面を描くことができ、その完成図もイメージできます。
今はインターネットの時代ですから、
「エゼキエル 神殿」
という2つのキーワードを入れて画像検索すると、3Dの立体図まで見ることができます。
すると、「なるほど、こうなるのか!」と、あなたもフィボナッチの数列が豊かに葉が生い茂る樹木として見えるような体験をなさることでしょう。
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大事なことは、この預言が
「われわれが捕え移されてから二十五年、都が打ち破られて後十四年」
(エゼキエル40:1)
という時に示されたということです。
陥落後14年経ったエルサレムは荒廃し、補囚された第1世代はそろそろ寿命を迎え、バビロンで育った第2世代が人々の中心となって活躍し出す頃合いです。
これから何を目標にして生きていくか。
我々は何のために生きているのか。
そこで神はエゼキエルを通して幻を与え、しかも曖昧なものではなく、はっきりと数字をもって示されました。
必ず国に帰還し、このような神殿を建て、神を礼拝する日が来る。
神は
「わたしがあなたに示す、すべての事を心にとめよ。」
(エゼキエル40:4)
と命じ、心にこの具体的ビジョンを保ち続けよ、それがあなたがたを生かす手段であると語って下さったのです。
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具体的イメージを描いてビジョンを持ち続ける人は強いのです。
Tさんは脳出血後のリハビリ治療に3つの選択肢を提示されました。
(1)最低限の生活ができればよい
(2)日常生活が普通にできる
(3)職場復帰して仕事に戻る
当然3番目が一番厳しいリハビリになります。
彼は自分が職場に戻り、元のように仕事をしている姿をはっきりと思い描き、3番目の職場復帰コースを選びました。
それはそれは辛く、時に拷問のように感じ、また、思うように自分の身体を動かせないもどかしさに全てを投げ出したくなる心との戦いでした。
しかしTさんは
・車の運転をしている
・デスクワークをしている
・職場の同僚と話をしている
というイメージをはっきりと描き続け、機能回復のリハビリに耐え、職場復帰を果たしました。
具体的ビジョンが彼を支え続けたのです。
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あなたは今日、どのようなビジョンを描いて一日を迎えていらっしゃいますか?
悲観的メージ?それとも楽観的イメージ?
神が与えて下さる祝福のビジョンを描いて今日一日も雄々しく進んで参りましょう。
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