今日のみ言葉【No.1179】(2015年11月20日)
この事が成る時、あなたがたはわたしが主なる神であることを知るようになる
(エゼキエル24:24)
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1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開会式は10月10日に定められていました。
気象庁の過去のデータから割り出すと、最も晴天となる確率が高い「特異日」とも言える日だったからです。
果たして10月10日は快晴となり、NHKのアナウンサーが
「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます」
と実況したのは有名な話です。
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イスラエルにとっての10月10日は、これとは全く正反対の最暗黒の日でした。
「第九年の十月十日」
(エゼキエル24:1)
に、遥か離れたバビロンの地でエゼキエルはエルサレム滅亡が始まったことを主から聞きます。
片やエルサレムに残っていた預言者エレミヤはこう記しています。
「そこで彼の治世の九年十月十日に、バビロンの王ネブカデレザルはその軍勢を率い、エルサレムにきて、これを包囲し、周囲に塁を築いてこれを攻めた。」
(エレミヤ52:4)
神の言葉は必ず成ります。
そしてその事が成ったと分かった時、人は神の存在を確信します。
「この事が成る時、あなたがたはわたしが主なる神であることを知るようになる」
(エゼキエル24:24)
それは人間にとって良い出来事でも悪い出来事でも同じです。
エゼキエルにとっては滅亡という否定的事柄によって神の確かさを知りました。
同じ神の確かさなら、神の祝福の御心が成ることを通して味わっていきたいものです。
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「現代医学の力では治らないとしても、最期までその人らしく生きてもらいたい…」
S姉は「ホスピス」という言葉が知られる前からその必要性を感じ、力説していた方でした。
山形市の県立中央病院で緩和ケア病棟建設が決定された時、彼女はそれに携わる建設業者の集いに招かれ、ホスピスとは何か、具体的にどのようなコンセプトで建てたらいいのかと意見を求められたほどです。
彼女の祈りは答えられ、2001年5月から緩和ケア病棟が開設され、がん患者とその家族のケアがなされています。
さて、何ということでしょう、そのS姉がガンと診断されました。
彼女はホスピスに入ったでしょうか?
いいえ、Sさんにはもっと別の祈りがありました。
「神さま、私は最後の最後まで立って生きていたいです。それが私らしい生き方だからです。」
という祈りでした。
気力に満ちたS姉はあちこちに講演に回り、入院の前日まで普通のスケジュールで働いていました。
そして入院後、2週間で天に凱旋なさいました。
神はS姉の祈りを聞き、体のつらさはあっても、彼女が最高に幸せだと感じられる人生を完成させて下ったのです。
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言われたことを必ず成される神の確かさを信じ、今日も一日、歩んで参りましょう。
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