今日のみ言葉【No.2837】(2022年 6月15日)「アブラハムの祝福の契約(4)」

わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。
(創世記12:2)

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人と会うとエネルギーをもらって、会う前より元気になる人がいます。

外向タイプの人です。

人との関わりが遮断されたコロナ時代は、一人だけ閉じ込められたように感じ、生きにくかったことでしょう。

反対に、人と会うとエネルギーを消耗して疲れる人がいます。

内向タイプの人です。

外に出ないで家にいることが推奨されたコロナ時代は、自分だけの時間と場所が保証されたようなものですから、この人は精神的に楽に過ごせたはずです。

同じ一つの出来事でも、人によってそれは楽しみともなり苦労ともなります。

神はアブラハムの心が燃え立つような祝福の約束をなさいました。

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国を出るという条件を満たしたアブラハムに対して、神は無条件に祝福を与えられます。

それはまず、

「わたしはあなたを大いなる国民とし」

です。

古来から子孫繁栄は祝福と考えられていました。

アブラハムは後のイスラエル民族の祖となるのです。

次の

「あなたを祝福し」

は、霊的・物質的祝福です。

アブラハムは神との関係が密になり、また、財産も増えます。

そして、

「あなたの名を大きくしよう」
(創世記12:2)

です。

現代世界を見る時、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教において、アブラハムの名は信仰の祖とされており、この約束は実際に成就しています。

アブラハムは数千年後の未来を見ていたわけではありませんが、彼の心を燃え立たせるビジョンとなって見えていたのです。

そして、将来必ずそうなるという夢が彼をカナンの地へと動かす原動力となっていったのです。

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さて、

「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう」
(創世記12:2)

という約束に心躍るようなものを感じる人もいらっしゃるでしょうが、さしたる感動も感じない人もおられるでしょう。

そもそもこの約束はアブラハムに対して適用される約束であって、直接的にあなたに向けられたものではありません。

しかし、イエス・キリストを信じた人は、

「あなたがたはみな、キリスト・イエスにある信仰によって、神の子なのである」
(ガラテヤ3:26)

とされ、

「もしキリストのものであるなら、あなたがたはアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのである」
(ガラテヤ3:29)

として、この約束を受け継ぐ正式な資格を持っています。

ですから、あなたは無条件で神の祝福を受けられます。

神は、アブラハムにはアブラハムが祝福と思える夢・ビジョンを与えられました。

私たちには、自分の心が燃え立つような夢が与えられるのです。

それは一人々々異なります。

それが見えるのは、アブラハムが国を出るという条件を満たしたように、あなたが自分の現実だけを見ているところから、その目を神に向けるところから始まります。

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神が与えようとされる祝福を見出す今日として参りましょう。

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Posted by maruyama