今日のみ言葉【No.1100】(2015年 8月 5日)

主は言われる、背信のイスラエルよ、帰れ。わたしは怒りの顔をあなたがたに向けない、わたしはいつくしみ深い者である。いつまでも怒ることはしないと、主は言われる。
(エレミヤ3:12)

——————

裁判で離婚が成立する条件として、日本の法律では次の5つが定められています。

(1)不貞行為
いわゆる不倫です。

(2)悪意による遺棄
配偶者の家出、生活費を渡さない等。

(3)3年以上の生死不明

(4)強度の精神病にかかり回復の見込みがない時

(5)その他婚姻を継続しがたい重大な事由のある時
多額の借金、DV、犯罪による長期懲役等。

なお、(4)と(5)に関して、該当するかどうかは裁判官が判断します。

-*-*-*-*-*-*-

エレミヤ書では神とイスラエルの関係を夫婦に例えていますが、第3章では、神はイスラエルと離婚したと書かれています。

理由は上記(1)の不貞行為です。

夫以外の他の神々への礼拝行為を続けたのです。

夫である神は何度も帰るように呼びかけたのですが、妻であるイスラエルはその声に耳を傾けず、かえって反逆しました。

神は離縁状を渡しました。

歴史的に言うと、北イスラエル王国は紀元前722年にアッスリヤによって滅ぼされ、そこに住んでいた10部族は世界の各地に離散させられてしまいました。

しかし神は、私のもとに帰って来い、と言うのです。

「主は言われる、背信のイスラエルよ、帰れ。わたしは怒りの顔をあなたがたに向けない、わたしはいつくしみ深い者である。いつまでも怒ることはしないと、主は言われる。」
(エレミヤ3:12)

この大きな愛は、新約聖書のイエス・キリストの贖いによって、より明確に表されました。

「だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。」
(第2コリント5:17)

誰でもキリストを通して神の愛の中に再び入れられます。

「帰れない」
「帰れるはずがない」

という思いが充満している心から、

「帰ろう」
「帰ってみよう」

と思いを変え、まずそちらの方向に目を向け、目に映る情景をしっかり心に入れるのです。

あなたの足が一歩動き出すのはそれからです。

-*-*-*-*-*-*-

愛なる神の言葉に信頼し、神に帰る一日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-

●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org

●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org