今日のみ言葉【No.1099】(2015年 8月 4日)
わたしはあなたの若い時の純情、花嫁の時の愛
(エレミヤ2:2)
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あなたは食事の時に、「おいしい!」と思って食べていますか?
飽食の時代が続く今の日本ですから、探さなくても美味しいものが店頭に並んでいます。
しかし、案外、そのおいしい食物と一緒に、日常生活の煩わしさやストレスを飲み込んで解消しようとしてはおられないでしょうか?
それを暴飲暴食だと言うつもりはありませんが、本来の食事とは何なのか、今一度確かめる時間があったほうが良いのではないかと思います。
口に入れ、「おいしい!」と感じたあの最初の感覚。
一杯の冷たい水に「有難い!」としみじみ思ったあの感覚。
それを取り戻すことが健全な食生活を始める第一歩です。
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エレミヤ書第2章では、神がイスラエルに対して、初めの愛を思い出せ、と促しています。
「わたしはあなたの若い時の純情、花嫁の時の愛」
(エレミヤ2:2)
神とイスラエルは新婚の夫婦にたとえられています。
しかし妻であるイスラエルは、夫である神を捨て、魅力的に見える他の男たち(偶像の神々)に走りました。
それを神はこう語ります。
「生ける水の源であるわたしを捨てて、自分で水ためを掘った。それは、こわれた水ためで、水を入れておくことのできないものだ。」
(エレミヤ2:13)
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新約聖書のヨハネの黙示録では、エペソの教会がイエス様から次のようなお叱りを受けています。
「しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。」
(黙示録2:4)
一生懸命やっているつもりでも、どこかで逸れていってしまうのが人間のありのままの姿です。
しかし救い主イエス・キリストは、一度失敗したからといって、すぐに見限る方ではありませせん。
次の5節に、どうしたらいいのか、その解答があります。
「そこで、あなたはどこから落ちたかを思い起し、悔い改めて初めのわざを行いなさい。」
(黙示録2:5)
すなわち、次の3つのポイントです。
(1)どこから落ちたか、過去の生き方を点検する
(2)悔い改める。つまり、今までの生活パターンを変え、新しい目標を設定する。
(3)神を信じた原点に立ち返り、そこから歩み直す。
ここに私たちの希望があります。
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ここからは私の全くの個人的経験ですので、一応、ご参考まで、ということでお書きします。
私は、
「しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。」
(黙示録2:4)
とイエス様からお叱りを受けると、
「うわー!またかー!」
と、ひどくがっかりしたものです。
しかし、あまりにも、毎度々々、回を重ねると、妙な度胸がつくもので、
「ま、いいや。お正月のすごろくみたいに、一旦『振り出し』に戻ろう」
と決心でき、台無しになった努力と時間を素直に受け入れられるようになります。
もう一度スタートからやり直しなのですが、最初の道無き所に道を作って進んでいた時と比べると、途中まで道ができていますから、案外短時間で進むことができます。
そして、
「あー、ここだ。ここで落ちちゃったんだ」
と、「初めの愛から離れた地点」に到着します。
その落とし穴に入らないように通ればよいのですが、そこでは分っていても、何度もまた落ちてしまうものです。
がっかりしないで這い上がれば良いのです。やがて落ちないで通れる秘訣がわかってきます。
やがてまた、
「あなたは初めの愛から離れてしまった」
というイエス様からの御言葉が聞こえてきます。
「ここまで来たのに、またか!」
と思いますが、もう一度振り出しに戻り、ゼロからスタートします。
こんなことを繰り返していると、何回も通った道なので、スピードが速くなります。
振り出しからイエス様に注意を受けた地点まで戻る時間が、2分の1、3分の1、4分の1…、と短くなり、遠回りしたはずが、人とそう変わらずに人生の運転をしている自分に気づきます。
サッと悔い改め、イエス様と共に歩む人生は、遠回りのようで実り豊かな人生なのです。
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あなたが今日、神に示されていることは何ですか?
原点に立ち返り、初めの愛のわざを行う一日として参りましょう。
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