今日のみ言葉【No.1040】(2015年 5月18日)
暗やみの中に歩んでいた民は大いなる光を見た。暗黒の地に住んでいた人々の上に光が照った。
(イザヤ9:2)
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アベノミクスで格差が広がったと言われています。家計から企業へ所得が移転したのですから当然です。
一方、アベノミクスで「助かった」という人もおられます。円安効果が予想以上だったのです。
経済の専門家の間でも意見が分かれるところですから、我々一般庶民には何が起きているのかわからないのが実感なのではないでしょうか。
ただ一つはっきりと言えることは、このような先が見えない、ストレス満載の社会では、不安や葛藤を減らす商売にニードがあるということです。
ですから、占い師、カウンセラー、セラピストの需要が高まっているのは、なんとも皮肉なことです。
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イザヤ書第9章前半は将来に光が見えるという希望の預言です。
これは近未来と遠未来の二重預言で、直接的には善王ヒゼキヤの誕生と治世を指しています。
しかし、彼がいかに良い政治を行っても、人間ですから死に、そして結局南ユダ王国はバビロン捕囚の憂き目に遭い、滅んでしまいます。
残った民は、これは更に将来のメシヤ(救い主)預言であると悟り、後にマタイによる福音書で取り上げられ、キリスト来臨によってこの預言は成就したと解釈されています。
人の終わりは神の始まりなのです。
神は人の行為の終わりを見越しておられ、まだ人間が思いもさえしない前から、すでにご計画を備えておられるのです。
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今見えることが全てではなく、後に神の計画が明らかにされることを信じ、今日の確かな一歩を踏み出して参りましょう。
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