今日のみ言葉【No.997】(2015年 3月 6日)
銀を試みるものはるつぼ、金を試みるものは炉、人の心を試みるものは主である。
（箴言17:3）
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芸能界に俗に「一発屋」と言われる人たちがいます。
たった一曲だけ大ヒットし、あとの曲は売れなかった歌手や、大ブレークしたその年だけテレビに引っ張りだこで、翌年からは目にしなくなるタレントや芸人さんなどのことを言います。
華やかなトップの座に登り詰めた後、一挙に人気が無くなる寂しさを味わいます。
自分の本心が問われ、試される日々が続きます。
そこから更に芸を磨くか、自分を維持し続けるか、芸能界から引退するか、道は様々です。
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今日の聖句は、
「人の心を試みるものは主である」
と語っています。
人間は誰でも神様によって試されます。
しかしそれは受験のように合格者と不合格者を分けるための試験ではなく、金や銀を精錬し、不純物を取り除いて、もっと純粋なものにするためです。
これを忘れてはいけません。
神は愛ゆえに人を試し、不純物を取り去るためにあえて試験の時を設けられるのです。
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るつぼや炉に代わる神の道具とは、称賛です。
「るつぼによって銀をためし、炉によって金をためす、人はその称賛によってためされる。」
（箴言 27:21）
物事がうまく行って、人から称賛され、ちやほやされる時が実は神が私たちの心を試す時なのです。
ここで浮ついて傲慢になってしまい、
「忙しい中をしてやった」
と無意識に思いがちなのが人間なのです。
頭の中では
「謙遜に、謙遜に」
と思っていますが、行動を見ると分かります。
ぞんざいな口のきき方をして、人に対する態度が横柄になっています。
何事にも面倒くさがるようになり、頼まれごとには腰が重くなります。
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「してやっている」のか「させていただいている」のか。
「義務」としてやっているのか「感謝」としてやっているのか。
このような点がチェックポイントです。
思い当たったら、今日一番で改善しましょう。
神はあなたの悔い改めを待っておられます。
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神の試験は私たちを更に素晴らしい者になるよう、導くためです。
恐れず、今日の一日を始めてまいりましょう。
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