今日のみ言葉【No.948】(2015年 1月 6日)
これは主が設けられた日であって、われらはこの日に喜び楽しむであろう。
(詩篇118:24)
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だんだん夕方が明るくなってきていると感じませんか?
1年で最も昼が短くて夜が長い「冬至」を過ぎたからです。
ところが山形県に関して言うと、冬至を過ぎても日の出の時刻はどんどん遅くなっていきます。
つまり夕方はだんだん明るくなっているのに、朝はどんどん暗くなっていくのです。
国立天文台の資料によると、今日を挟む3日間が午前6時56分の日の出で、最も朝日が上るのが遅く、暗い朝です。
この日を過ぎると、朝の明るさが日毎に増していきます。
私たちはこのような世界に生かされているのです。
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明るくなることを喜び、暗い時には暗さの中で喜びを見出し生きること。
それが今日の聖句の
「これは主が設けられた日であって、われらはこの日に喜び楽しむであろう。」
(詩篇118:24)
という生き方です。
春ののどけさが好きな人は一年中春であれば良いと思い、夏の燦々とした太陽が好きな人はいつも夏であれば良いと思います。
しかし神はこの日本に四季折々の日々を与えられました。
人生も同じです。
神は春夏秋冬、各色の色紙を私たちに与え、その上に自分ならではの人生を描きなさい、と1日24時間、1年365日をゆだねておられるのです。
どのような色で塗り、何を描いても自由ですが、
「われらはこの日に喜び楽しむであろう」
という絵を今日のこの日というキャンパスに描いていきたいものです。
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認知症のケアでの意外な落とし穴は、
「家族は愛情があるので認知症患者の問題行動を引き起こす」
ということです。
どういうことかというと、物忘れがひどくなったり、同じ事を何度も言ったりする親に対して、
「そうじゃないでしょ。本当はこうだったのよ。」
と家族はいちいち指摘して直してあげます。
ところが何度言ってもすぐ忘れます。
効果がないと思った家族は、暖かい言葉がけや普通の会話をする気が失せてしまいます。
そして出るのは「指摘」だけというのが自然の成り行きです。
すると認知症の方は常に叱られていると感じ、不安や焦り、そして混乱を引き起こすのです。
ですから正しい接し方は、
「いちいち指摘せず、聞き流し、普通の会話を増やす」
ということだそうです。
特に、互いに物忘れを認め合うことが大事です。
私も認知症の母に対して、
「お互いさまだなー。おれも忘れたよ。アッハッハ!」
と笑い合える、楽な関係作りを心がけています。
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今日のこの日は神様が造られた日であることを覚えましょう。
そしてどんな状況の中でも、喜び、笑い合える時を創りだしてまいりましょう。
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