今日のみ言葉【No.3728】(2025年 9月16日)「見えない者が見えるようになる(1)」
イエスがエリコに近づかれたとき、ある盲人が道ばたにすわって、物ごいをしていた。
(ルカ18:35)
——————
イスラエル聖地旅行に行った時、哀れな顔をして観光客の我々に訴える「物乞い」を見かけました。
本物の物乞いの人がいることに私は半ば感動して、ガイドさんにそのことを言うと、
「ああ、ここはあの人の縄張りですから」
という返事。
さらに詳しく聞くと、物乞いを職業とするプロ集団がいて、彼は毎日の「売上げ」で車を買い、家を新築し、ガイドさん自身もその人の家に行ったことがあるとのこと。
私は興ざめし、騙されたような気持ちになりましたが、逆にその生きる力の強さに感動した思い出があります。
今日の聖句に登場する盲人も、まさにその「生きる力」を強烈に発揮した人でした。
-*-*-*-*-*-*-
前回の箇所は、弟子たちがイエス様の受難予告を理解できなかった場面でした。
彼らは霊的な目が閉じられていた人たちだったのです。
次に肉体の目が閉じられていた盲人の記事となります。
「イエスがエリコに近づかれたとき、ある盲人が道ばたにすわって、物ごいをしていた」
(ルカ18:35)
この盲人の肉体の目が開かれて見えるようになりますが、この記事は単なる奇跡が起きたということだけを知らせているのではありません。
弟子たちの霊的目は見えないままでしたが、盲人の霊的目は開かれ、イエス様を救い主として見るようになったということなのです。
では、弟子たちの霊的目はずっと見えないままだったのでしょうか?
いいえ、イエス・キリストの十字架と復活の後、聖霊が降臨し、彼らはその時点でイエス様が言ったことを理解するようになります。
そしてやがて、イスラエル全体もまた、霊的に目が開かれ、「イエス・キリストこそ救い主だ」と告白するようになるのです。
さて、「イエス・キリストこそ救い主だ」と「見える」ようになるにはどうしたらいいのでしょう?
私たちの霊的目が開かれる時とはどういう時なのでしょう?
以下、次回に続きます。
-*-*-*-*-*-*-
主イエスに霊の目を開いていただき、神の御業をさらに深く見させていただく今日として歩んでまいりましょう。
-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-
※御言葉メールのスケジュールは、
・月土…生活の処方箋
・水木…旧約聖書通読シリーズ
・火金…ルカ福音書講解説教
となっております。
□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■過去の御言葉メールのすべては、以下のリンクからお読みいただけます。
mikotoba.org
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■YouTube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru
■御言葉メールのお申し込みをご希望の方は、メールの題名に「登録希望」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。
■御言葉メールの配信停止をご希望の方は、メールの題名に「配信停止」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。






ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません