今日のみ言葉【元旦特別号】(2015年 1月 1日)
下に根を張り、上に実を結ぶ
(イザヤ37:31)
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あけましておめでとうございます。
「今日のみ言葉メール」をご愛読下さりありがとうございます。
今日は元旦特別号として、今年の米沢興譲教会の標語聖句からのメッセージです。
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年の初めに「今年の抱負」を持つ人もいらっしゃるでしょう。
今年こそダイエットを目指すぞ!とお考えの人に朗報です。
お金をかけずに、どこへも行かず、食べ物に気を使う必要がない簡単な方法があります。
それは、
「背筋を伸ばす」
ということです。
ピンと背筋を伸ばして姿勢をきれいに保つと、筋肉を使うことになります。
すると最初は疲れます。
これがいいのです。
つまり、姿勢の良い人は、一瞬々々、筋肉を使っているので、自然とエネルギーを燃焼させているわけです。
こうして体に筋肉がつき始めると太りにくい身体になります。
逆に、ふと気を抜いて、猫背になったり、椅子の背もたれに寄りかかったりして楽な方に傾くと、その分、筋肉は働かず、ダイエットとは反対のエリアに入っていることになります。
少々つらくとも、
「背筋を伸ばす」
という状態にとどまり続けること。
これが、やせて、スラっとした、太りにくい体という実を結ぶための秘訣です。
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今年の標語聖句の
「下に根を張り、上に実を結ぶ」
(イザヤ37:31)
は、上記のダイエットの例と同じで、神の言葉にとどまり続けることが実を結ぶ秘訣であると語っています。
イザヤ書第37章では、イスラエルが大国アッスリヤの脅しにさらされている個所です。
アッスリヤのセナケリブ王は使者を遣わし、降伏を勧告します。
しかしイスラエルのヒゼキヤ王は神に祈り、預言者イザヤから神の託宣を聞きます。
神はアッスリヤに対して
「あなたの鼻に輪をつけ、あなたの口にくつわをはめて、あなたを、もと来た道へ引きもどす」
(イザヤ37:29)
という表現で、強制的に国に戻すと語られました。
「下に根を張り、上に実を結ぶ」
とは、3年後の未来の姿です。
たとえ今は敵に国土が荒らされていたとしても、それがずっとこのまま続くわけではない。
「ことしは落ち穂から生えた物を食べ、二年目には、またその落ち穂から生えた物を食べ、三年目には種をまき、刈り入れ、ぶどう畑を作ってその実を食べる。」
(イザヤ37:30)
とあるように、祝福の未来が確かにある。
だから、いたずらに動かず、騒がず、神が与えた約束と、神が与えられたその場にとどまり続けなさい、ということなのです。
そしてそこに根を張って生きていくと、やがて自然に神の意図された実が結ばれていくのです。
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私は山形ジョイフルチャーチに遣わされて約20年、その前の英語クラスをも含めると、山形での伝道は約30年になります。
先日、娘さんのことで、あるお母さんのご相談を伺いました。
実はこのお母さんは、独身時代、山形の英語クラスの生徒さんでした。
二十数年たって、あの時チャペルタイムで聖書を開いた方と、このような形でもう一度お会いできるとは思いもしませんでした。
神様はこのようにして救いの道を開いて下さり、祝福を未来に用意していてくださるのです。
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「下に根を張り、上に実を結ぶ」
(イザヤ37:31)
という未来は確かにあることに希望を置き、今日の一歩を踏み出して参りましょう。
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●み言葉メールの本の出版のためにお祈り下さい。
エピソードやリクエストは明後日、1月3日まで受け付けております。
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