今日のみ言葉【No.3971】(2026年 7月31日)「時の移り変わり(1)」

そこで言われた、「しかし今は、財布のあるものは、それを持って行け。袋も同様に持って行け。また、つるぎのない者は、自分の上着を売って、それを買うがよい。
(ルカ22:36)

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ニューヨークの国連本部の真向かいに位置するラルフ・バンチ・パーク(Ralph Bunche Park)の壁には、こう刻まれています。

「こうして彼らはそのつるぎを打ちかえて、すきとし、そのやりを打ちかえて、かまとし、国は国にむかって、つるぎをあげず、彼らはもはや戦いのことを学ばない」
(イザヤ2:4)

究極の平和の理想です。

ところが、同じ聖書の中に、これとまったく反対の言葉があります。

「あなたがたのすきを、つるぎに、あなたがたのかまを、やりに打ちかえよ。弱い者に『わたしは勇士である』と言わせよ」
(ヨエル3:10)

神の計画における「時期と状況」が違うからです。

実は、今日の聖句においても、イエス様はご自身の過去の教えとは正反対の指示を出されています。

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イエス様はかつて十二弟子を伝道に遣わすにあたり、

「財布の中に金、銀または銭を入れて行くな。旅行のための袋も、二枚の下着も、くつも、つえも持って行くな」
(マタイ10:9-10)

と命じておられました。

ところが、今日の聖句はそれと正反対です。

「しかし今は、財布のあるものは、それを持って行け。袋も同様に持って行け。また、つるぎのない者は、自分の上着を売って、それを買うがよい」
(ルカ22:36)

なぜ、このように時期や状況によって指示が変わるのでしょうか?

その理由は、続く37節が説明しています。

「あなたがたに言うが、『彼は罪人のひとりに数えられた』としるしてあることは、わたしの身に成しとげられねばならない。そうだ、わたしに係わることは成就している」
(ルカ22:37)

ここで、

「『彼は罪人のひとりに数えられた』としるしてある」

とは、イザヤ書53章の預言のことを言っています。

「これは彼が死にいたるまで、自分の魂をそそぎだし、とがある者と共に数えられたからである。しかも彼は多くの人の罪を負い、とがある者のためにとりなしをした」
(イザヤ53:12)

つまり、この「苦難のしもべ」の預言が成就し、イエス様が十字架にかかって地上から去って行かれる時が来た、ということなのです。

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イエス様が肉体を持って地上におられた3年半の期間は、実は非常に特殊な時代でした。

弟子たちの派遣の際に、彼らには神の権威が直接授けられており、必要なものはすべて神によって備えられる特別な保護下にあったわけです。

ですから、何も持って行くな、と言われていたのです。

ところが、イエス様が地上から去られることで状況は一変します。

方針が転換され、自衛と備えが必要になる時代が始まるのです。

それが今日の聖句の意味するところです。

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神の御心や計画の進行に合わせて、私たちも行動を変えなければならない時があります。

その変化の時にしっかりと適応できるよう、日頃から御声に聴き従う者として訓練されてまいりましょう。

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