今日のみ言葉【No.3951】(2026年 7月 7日)「謙遜の教え(2)」
しかし、あなたがたは、そうであってはならない。かえって、あなたがたの中でいちばん偉い人はいちばん若い者のように、指導する人は仕える者のようになるべきである。
(ルカ22:26)
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もしあなたが教会で、「私は来週入院して手術を受けます」と言ったら、「祈ってます」「元気になって帰ってきてね」という言葉をかけられるのが普通でしょう。
ところが、そう言ったにもかかわらず、皆が「誰がこの中で一番綺麗で若く見えると思う?」などと言って盛り上がっているのを見たら、あなたはどう感じるでしょうか。
イエス様が十字架の苦難を予告してもなお、弟子たちは自分たちの順位争いをやめようとしていませんでした。
十字架につく時が残り僅かに迫ったこの場面で、イエス様は神の国で最も大事なことを教えられたのです。
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イエス様は、ルカによる福音書9章46節〜48節で「いちばん小さい者こそ、大きい」と教えられましたが、ここで再度、謙遜について説かれています。
なぜなら、弟子たちはいまだに「誰が一番偉いか」で争っていたからです。
イエス様は、まず、この世で上位に立つ者の実態についてお話しになります。
「異邦の王たちはその民の上に君臨し、また、権力をふるっている者たちは恩人と呼ばれる」
(ルカ22:25)
「異邦の王たち」とは、その国の民を支配する外国の王たちを表します。
権力を持つ者たちは「恩人」や「守護者」と呼ばれます。
これは本来「良いわざを行う人」という意味です。
しかし、人々から自発的にそう「呼ばれる」というよりも、権力者が自らそう「呼ばせている」と言った方が正確でしょう。
この世では強い者が弱い者を支配します。
これは紛れもない現実です。
また、強い者が必ずしも崇高な人格を併せ持つとは限りません。
多くの場合、肩書きと人格は別物です。
ある層の人々に利益を与える一方で、別の層の人々を虐げているというのが、この世の権力者の偽らざる実相と言えます。
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では、教会で上の位に位置する者の場合はどうなのでしょう。
神の国で一番偉くなりたいと願うこと自体は、決して悪いことではありません。
イエス様ご自身が、こう言われているからです。
「あなたがたの間でかしらになりたいと思う者は、僕(しもべ)とならねばならない」
(マタイ20:27)
しかし、マタイによる福音書に
「僕とならねばならない」
とあり、ルカによる福音書にも
「いちばん若い者のように」
ならなければならないと記されている通り、そのあり方はこの世とは対極にあります。
教会で人を指導する立場に立ちたいと思って良いのです。
しかし、その人は「仕える者のように」なるべきなのです。
神の国で最も大切なのは、自らを低くする「謙遜」の姿勢に尽きます。
リーダーが人々を従えるのではなく、リーダーこそが人々に仕えるのです。
そして、最も低い立場に立って、周囲の人々が動きやすいように配慮し、働く姿こそが、神の国での正しい在り方なのです。
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「謙遜」という言葉を噛みしめながら、今日も神の御心を求めて参りましょう。
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