今日のみ言葉【No.900】(2014年 9月27日)

神よ、みこころならばわたしをお救いください。
(詩篇70:1)

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今日の聖句の

「みこころならば」

には2つの面があります。

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(1)神の全能

みこころならどんなに不可能に見えることでも成るのです。

この詩篇は迫害の中で書かれ、緊急に神の助けを求めています。

彼は、今どのような不利な状況の中にあったとしても、神の御心ならば必ず助け出されるという希望に生きていました。

ここにどんな時にも耐え忍んで生きていける力の源泉があります。

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(2)神を第一とする

みこころならば成る、の裏の面です。

つまり、みこころでないならば成らない、ということであり、それを受け入れる信仰のことです。

かつて荒野で生活していたイスラエルは、神の臨在の象徴である「雲」に導かれて進みました。

雲が動けば進み、雲が動かなければそこにとどまる生活です。

「しかし、雲がのぼらない時は、そののぼる日まで道に進まなかった。」
(出エジプト記40:37)

榎本保郎牧師は、その著『旧約聖書一日一章』で、

「食糧はなくなる、年寄りはいる、子供もいる、こんな所にいて外敵に襲われては大変だと思ったにちがいない。」

「けれども雲が動くまでとどまっていたのである。」

と解説しておられます。

そして、

「雲が動けば動くという信仰は容易ではない。」

と、先生の信仰体験に裏打ちされた味わい深い言葉で表現されています。

神への信頼はこのようなところを通されて深められていくのです。

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神の御心を思う一日として参りましょう。

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