今日のみ言葉【No.3946】(2026年 7月 1日)「金の子牛事件(4)」

あなたがエジプトの国から導きのぼったあなたの民
(出エジプト記32:7)

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神の御心を変える祈りなど、果たしてあるのでしょうか?

「実際、神がイスラエルの民を滅ぼすと言われた際、モーセは熱心に祈り、神の御心を翻させたではないか」

という声が聞こえてきそうです。

しかし、モーセの祈りが通じたのは、決して神をテクニックで操ったからではありません。

聖書を注意深く読んでいくと、実は最初から神に民を滅ぼす気などなく、神の方が一枚も二枚も上手(うわて)であったことが分かります。

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「それで、主はその民に下すと言われた災について思い直された」
(出エジプト記32:14)

という結果から、モーセの祈りが神を動かしたように見えます。

しかし、実は神は最初から民を滅ぼす気などなかったのです。

神はモーセを「指導者」として引き上げ、霊的な成功体験を積ませるために、あえて無理難題のテストを出していたのです。

以下にそれを見ていきましょう。

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(1)謙遜力のテスト

「あなたがエジプトの国から導きのぼったあなたの民」
(出エジプト記32:7)

神が「あなたが」とあえて言うことで、モーセが「自分の力で民を救ったのだ」と傲慢になっていないかを試されたのです。

(2)希望力のテスト

これは、

「わたしをとめるな。わたしの怒りは彼らにむかって燃え、彼らを滅ぼしつくすであろう」
(出エジプト記32:10)

と言われる絶望的な状況下であっても、自分に反発する民のために希望を見出し、とりなしの祈りができるかどうかの厳しいテストでした。

(3)神の計画の理解力のテスト

「わたしはあなたを大いなる国民とするであろう」
(出エジプト記32:10)

神はモーセに対して、

「厄介な民を捨てて自分がトップに立てるぞ」

という誘いを与えました。

これは、神の永遠の契約がアブラハムとの間に結ばれたものであることを、モーセが正しく理解しているかを問う、いわば「ひっかけ問題」だったのです。

モーセはこれらすべてのテストに合格し、霊的リーダーとしてさらに大きな成長を遂げました。

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私たちの人生にも、時に理由のわからない困難や試練が立ちはだかることがあります。

しかしそれは、神が私たちを見捨てたからではなく、むしろ祈りを通じた豊かな体験を積ませ、私たちを霊的に成長させるためのものなのです。

テストに合格するまで、神は何度でも、決して諦めることなく導いてくださいます。

たとえ絶望的に思える状況下にあっても、神の恵みに信頼して祈り続け、共に霊的な成長の歩みを進めてまいりましょう。

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