今日のみ言葉【No.3929】(2026年 6月11日)「神の働き人」
主はモーセに言われた、 「見よ、わたしはユダの部族に属するホルの子なるウリの子ベザレルを名ざして召し、これに神の霊を満たして、知恵と悟りと知識と諸種の工作に長ぜしめ、工夫を凝らして金、銀、青銅の細工をさせ、また宝石を切りはめ、木を彫刻するなど、諸種の工作をさせるであろう。
(出エジプト記31:1-5)
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視覚と聴覚に重い障害を持っていたヘレン・ケラー。
彼女の家族から助けを求められた盲学校の校長が、
「この極めて困難な役割を果たせるのは彼女しかいない」
と名指しで選抜し、派遣したのがアン・サリヴァン女史でした。
彼女自身も過去に視力障害や過酷な環境を乗り越えた経験を持っており、その背景が見込まれたのです。
このように、その人の背景や経験が見込まれて「名指し」で大役を任されることは、出エジプト記の時代にもありました。
神が住まわれる幕屋の製作のために、神から名指しで選ばれたベザレルもその一人です。
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ベザレルは、かつてモーセの祈りの手を支えた「ホル」という人物の孫にあたります。
このことは、彼に世代を越えて継承された「正しい信仰の土台」があったことを意味しています。
彼は、元々有能な人であったようです。
神は全くゼロの状態の人を選ぶことがありますが、ベザレルの場合は、彼が元々持っていた知識や技能に神の知恵を加え、より深い理解と能力を与えてくださったのです。
神に選ばれたベザレルには、
「これに神の霊を満たして」
(出エジプト記31:3)
とあるように、聖霊が満たされました。
そして、技術だけでなく、
「知恵と悟りと知識」
(出エジプト記31:3)
が与えられたのです。
さらに神は、ベザレルに協力者「アホリアブ」を備えて下さいました。
誰か一人が「神に従う」と決心して動き出すと、後から協力者が集まってくるという現実がここにあります。
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私たちが神の助けを受け、その働きを全うするための具体的な姿勢は2つあります。
(1)準備をする
聖霊を歓迎し、与えられた小さな賜物を精一杯使おうと努力することです。
他人と比較せず、今の自分にできることを行う姿勢が大切です。
(2)謙遜に徹する
自分の力を過信せず、「神によらなければ何もできない」と限界を知り、神に寄り頼むことです。
私自身、この「準備」と「謙遜」の重要性を、過去の経験から深く学びました。
幼稚園の子供たちに英語を教える程度の実力の私でしたが、神学校の学費を稼ぐために、ある私立高校の英語の非常勤講師に応募し、採用されました。
ところが、生徒たちは授業をまったく聞こうとせず、私の実力も乏しく、ほとほと思案に暮れました。
しかし、神から与えられている賜物を生かそうとし、神に頼ることが打開の鍵です。
そのように心構えを変えると、
「どうすれば話を聞いてもらえるかという、伝道に不可欠な訓練を、私は給料をもらいながら受けているのだ」
と気がつきました。
それまでは、授業の出来や生徒の反応が私の評価の基準であり、私の気分はそれによってアップダウンしていました。
しかし、その後は、「すべては神の訓練」と思うことができたので、授業に出ることが楽になりました。
生徒の反応を気にすることが無くなったので、かえって彼らの反応を自然に受け止めることができるようになり、雰囲気がだんだん良くなっていくのを感じました。
2年間でその生活は終わりましたが、振り返ってみると、神の備えは完璧でした。
もらった給料の総額も学費とピッタリで、不足することも余ることもありませんでした。
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自分の力不足を理由に躊躇するのではなく、神に選ばれたことを信じましょう。
聖霊を歓迎し、謙遜な心をもって、今日も信仰の一歩を踏み出してまいりましょう。
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