今日のみ言葉【No.3923】(2026年 6月 4日)「あなたと語る神」
これはあなたがたが代々会見の幕屋の入口で、主の前に絶やすことなく、ささぐべき燔祭である。わたしはその所であなたに会い、あなたと語るであろう。
(出エジプト記29:42)
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出エジプト記には、これでもかと思うほど、細かい規定が延々と続く箇所があります。
神が徹底した「きよめ」を求めた理由は、出エジプト記29章42節にある通り、神が、
「わたしはその所であなたに会い、あなたと語る」
(出エジプト記29:42)
と願われたからです。
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アダムとエバが罪を犯して以来、神と人間は離れてしまいました。
聖なる神は罪に触れることはありません。
したがって、罪ある人間が神に近づくためにはそれ相応の取り決めが必要でした。
それは、動物を屠り、血に象徴される命を捧げて、罪を贖うことでした。
ただし、これは罪を一時的に覆うに過ぎないものだったので、毎日、また毎年、同じ儀式を繰り返さざるを得ませんでした。
それが旧約時代の限界だったのです。
しかし、新約の時代、イエス・キリストが十字架にかかられたことで、この繰り返し必要だった儀式はすべて「一度で完全に」終わりました。
「こうして、すべての祭司は立って日ごとに儀式を行い、たびたび同じようないけにえをささげるが、それらは決して罪を除き去ることはできない。しかるに、キリストは多くの罪のために一つの永遠のいけにえをささげた後、神の右に座し、それから、敵をその足台とするときまで、待っておられる。彼は一つのささげ物によって、きよめられた者たちを永遠に全うされたのである」
(ヘブル10:11-14)
神は、何でも語り合える「父と子」の関係へ私たちを導くため、ご自分のひとり子イエス様を犠牲になさったのです。
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かつて、ニューヨーク市長を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏は、犯罪都市だった街の治安を劇的に回復させたことで知られています。
彼はその実績を土台として、いよいよ国政へ羽ばたこうと連邦上院議員選挙への立候補を表明した矢先、前立腺がんが発覚しました。
医者は、治療に専念するために立候補を断念するように言います。
カトリックのクリスチャンである彼は、必死に神に祈りました。
「医者の言っていることが間違いでありますように。もし本当であったとしても、奇跡的な癒しを与えてください」
ところが、願い通りにはなりませんでした。
彼は何度も、神に向かって心の中で叫んだと言います。
「なぜ今、なぜ私なのですか?」
ジュリアーニ氏は、無念の思いで上院議員選挙への立候補を正式に断念しました。
さて、それから1年半後、2001年9月11日に同時多発テロが発生します。
彼は選挙を断念せざるを得なかったからこそ、この未曾有の危機の瞬間に、ニューヨーク市長として現場に残っていたのです。
彼は迅速に陣頭指揮を執って市民を鼓舞し、そしてテロの遺族たちの心のケアに当たりました。
遺族が感じる
「なぜ今、なぜ大切な人が」
という深い苦しみを、がんを通して同じ「なぜ」を経験したジュリアーニ氏だからこそ、心から理解し、寄り添うことができたのです。
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新約時代に生きる私たちは、神に何を語っても良いという、恵みの関係の中に生かされています。
神は本音で語る関係へと導いて下さっているのです。
その恵みの中で、今日も神と語り合い、最善へと向かって人生が進められていると信じ、確かな一歩を踏み出していきましょう。
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