今日のみ言葉【No.3911】(2026年 5月21日)「純金の燭台」
また純金の燭台を造らなければならない。燭台は打物造りとし、その台、幹、萼、節、花を一つに連ならせなければならない。
(出エジプト記25:31)
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東日本大震災直後の原子力発電所の事故以来、私たちは「除染」という言葉を身近に耳にするようになりました。
放射能を含む物質が除去されない限り、その人との接触は家族であってもままならず、隔離される状態に置かれたのです。
旧約の時代、人間が聖なる神に近づくために幕屋の材質や構造、細かな儀式が必要でした。
その一つが、今日の聖句の純金の燭台です。
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出エジプト記25章31節から40節までに、純金の燭台の製作が詳細にわたって記されています。
これは、幕屋の聖所の中に光をもたらすもので、昼夜を問わず、ずっと火が灯されていました。
旧約聖書は新約聖書の影、ひな形です。
本体は、新約聖書の次の御言葉にあります。
「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう」
(ヨハネ8:12)
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心にキリストという燭台を迎え入れる人生には、次の2つのことが約束されます。
(1)闇の中を歩くことがありません。
人は自分自身の「色」がついた光で世の中を見ようとします。
知識や経験、思い込みといったものに色づけされて、自分の身の回りに起こる出来事を見るのです。
しかし、赤い下敷きを通して赤い文字を見ると消えてしまうように、自分色の光で見ていては、本当に大切な答えが見えなくなってしまいます。
本来、太陽の光がそうであるように、神の光には色がありません。
光が透明であるゆえに、物事の本当の「色」が見えるのに、そうでない状態に人間は置かれているわけです。
神の光は色がない真に「透明な光」ですから、キリストを心に迎え入れるとき、物事のありのままの姿が見えてきて、正しい道がわかるのです。
(2)命の光を持ちます。
自分自身の力で輝こうとすると、無理が生じます。
私たちがするべき事は、自分で光を作り出すことではなく、内住される聖霊を隠さず、ありのままに働くに任せることです。
そのとき、私たちの内から溢れる光が自然と周囲を照らし、人々に命を与えるものとなるのです。
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私が若い時のお恥ずかしい話を致します。
神学生で、まだ牧師の卵だった頃、中身が伴わないのに、
「クリスチャンらしく立派に輝かなければならない」
という思いだけは持っていました。
しかし、自分で課したプレッシャーに疲れ果て、東京に行って羽を伸ばそうという魂胆を隠したまま、牧師に休暇を願い出ました。
さすがに経験豊かな牧師は私の本音を見抜いておられました。
しかし、あえて知らんぷりをしながら、ちゃんと宿泊先は東京の信頼の置ける先輩神学生宅へと手配して下さいました。
さて、満員の自由席で立っていたところ、隣の席の子どもが突然体調を崩して私のズボンに嘔吐してしまいました。
満員ですので逃げる場所もありません。
東京行きの一番良い服を汚しながらも、突然のことですので、手持ちのハンカチで必死に子どもを介抱していると、その様子を見ていた母親から
「教会の先生ですか?」
と声をかけられたのです。
「なぜ分かったのかですか?」
と尋ねると、お子さんが教会学校に通っていて、
「そこの先生方と同じ雰囲気がした」
とおっしゃるではありませんか。
人生で一番不純な動機で東京へ遊びに行こうとしていたときに、神さまは、名前も知らず、ただ新幹線で隣の席になった親子を用いて、
「私はあなたのすぐそばで見守っている」
と示して下さったのです。
その時、私は神の愛に心打たれた…、のではなく、むしろ絶望しました!
「神は預言者ヨナをどこまでも追いかけてこられたように、私を新幹線の中まで追いかけてこられた!」
というのが、当時の私の率直な恐れと感想でした。
そして、しばらくたってから、
「この神さまには降参するしかない」
とあきらめ、神の導きに今後をゆだねました。
さて、結果としてズボンが使えなくなり、東京の神学生の方から借りたジャージ姿で東京の3日間を過ごしたため、遊びになど出て行けるはずがありません。
一体どうやって過ごしたか、今となっては一切記憶はありませんが、私がただ一つ言えることがあります。
「聖霊は、どんなことがあっても、あなたから決して離れない」
このことだけは断言できます。
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心にキリストという燭台を迎え入れ、聖霊に輝いていただく人生を送ってまいりましょう。
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