今日のみ言葉【No.860】(2014年 7月 5日)
夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る。
(詩篇30:5)
——————
私の母は80歳を越し、認知症で5分前のことも忘れてしまいますが、とても元気です。
先日ほぼ同時に血液検査をしたところ、私の数値の方が悪かったくらいです。
なぜ健康状態が良いのか考えたところ、認知症のお陰ではないかと思い当たりました。
嫌な思いをしたことも、不安や心配になったことも、全て忘れてしまうので、毎日がフレッシュなのです。
つまり、ストレスがたまらないので病気になりません。
これが認知症の有り難さかと私は思わず天を仰ぎました。
-*-*-*-*-*-*-
神様は認知症ではありませんが、私たちが悔い改めたらその場でゆるして下さり、すっきり忘れてくださる方です。
「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」
(第1ヨハネ1:9)
「神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。」
(コロサイ2:14)
神様は人間のようにいつまでも根に持つようなことはしません。
「その怒りはただつかのまで、その恵みはいのちのかぎり長いからである。」
(詩篇30:5)
ですから、
「夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る。」
(詩篇30:5)
という人生を送らせてもらえるのです。
-*-*-*-*-*-*-
詩篇第30篇の背景にはダビデの人口調査(歴代志上21章)があります。
彼は傲慢になり、自分の力でイスラエルの民が増えたと考え、人口調査を部下に命じました。
本当は神の力によって人の命が与えられるのですから、ダビデの思いつきは御心から外れたものでした。
当然、神はイスラエルを撃たれました。
ダビデは自分の罪に気づき、それを悔い改めた時、神の怒りはつかの間で、本当に
「朝と共に喜びが来る」
日々を送ることが出来るようになりました。
-*-*-*-*-*-*-
神のゆるしを信じましょう。
そして、たとえ今晩一晩、自分の罪に悶え苦しんだとしても、神は喜びの朝を迎えさせて下さることを覚え、今日の一日を歩んで参りましょう。
-*-*-*-*-*-*-
●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org
●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません