今日のみ言葉【No.860】(2014年 7月 5日)

夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る。
(詩篇30:5)

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私の母は80歳を越し、認知症で5分前のことも忘れてしまいますが、とても元気です。

先日ほぼ同時に血液検査をしたところ、私の数値の方が悪かったくらいです。

なぜ健康状態が良いのか考えたところ、認知症のお陰ではないかと思い当たりました。

嫌な思いをしたことも、不安や心配になったことも、全て忘れてしまうので、毎日がフレッシュなのです。

つまり、ストレスがたまらないので病気になりません。

これが認知症の有り難さかと私は思わず天を仰ぎました。

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神様は認知症ではありませんが、私たちが悔い改めたらその場でゆるして下さり、すっきり忘れてくださる方です。

「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」
(第1ヨハネ1:9)

「神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。」
(コロサイ2:14)

神様は人間のようにいつまでも根に持つようなことはしません。

「その怒りはただつかのまで、その恵みはいのちのかぎり長いからである。」
(詩篇30:5)

ですから、

「夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る。」
(詩篇30:5)

という人生を送らせてもらえるのです。

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詩篇第30篇の背景にはダビデの人口調査(歴代志上21章)があります。

彼は傲慢になり、自分の力でイスラエルの民が増えたと考え、人口調査を部下に命じました。

本当は神の力によって人の命が与えられるのですから、ダビデの思いつきは御心から外れたものでした。

当然、神はイスラエルを撃たれました。

ダビデは自分の罪に気づき、それを悔い改めた時、神の怒りはつかの間で、本当に

「朝と共に喜びが来る」

日々を送ることが出来るようになりました。

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神のゆるしを信じましょう。

そして、たとえ今晩一晩、自分の罪に悶え苦しんだとしても、神は喜びの朝を迎えさせて下さることを覚え、今日の一日を歩んで参りましょう。

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Posted by wp2016_toko