今日のみ言葉【No.3801】(2025年12月15日)「生活の処方箋(281)『実体を身につける』」
なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである。
(第2コリント4:17)
——————
豊かな資質と可能性を備えながらも、一花咲かせるのに躊躇している人がいます。
それらの人の共通している言い訳は、能力や体力がない、恵まれない環境で育った、今は困難な時代である、未来は暗い等々で、祝福の基である自分の素晴らしさを知らないのです。
しかし、どのような状況でも、あなた自身が実力をつけていくと、人も状況も、あなたを評価するものです。
英国の元首相で、作家でもあるディズレーリは、れっきとしたユダヤ人です。
名前のディズレーリは「デ・イスラエル(イスラエルからの人)」で、ユダヤ人であることを表しています。
にもかかわらず、民族的に不利な英国にあって、築き上げた実体ゆえ首相になり、「英国近代保守党の生みの親」と言われるまでになったのです。
どのような障害をも乗り越える、実体を身につけることに挑戦したいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
-*-*-*-*-*-*-
神の目から見た人間の試練や障害は、羽のように軽く、一時的なものであるとされています。
なぜなら、
「このしばらくの軽い患難は働いて」
(第2コリント4:17)
とあるからです。
そして、その患難を通して、圧倒的な重みを持つ「永遠の栄光(実体)」が作られます。
その後に続いてこうあるからです。
「永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである」
(第2コリント4:17)
「栄光(カーボード)」というヘブル語の原義は「重さ」です。
栄光とは、光り輝くというより、重いものなのです。
障害を乗り越えるプロセスを通して、あなたの魂は、この世の何事にも吹き飛ばされない霊的な重量感(実体)が与えられます。
患難が与えられる初めの状態と、その途中の状態、そして最後の姿という全体像を知ると、自分が今、問題の中のどの位置を走っているのかがわかり、耐えやすくなります。
ちょうどそれはマラソンランナーのようなものです。
42.195kmを完走するのに、今自分は序盤の10kmにいるのか、折り返し地点を越えたのか、ゴールが間近なのか、見通しを持っていられるということが、苦しみに対する最大の鎮痛剤になるのです。
-*-*-*-*-*-*-
人生にチャレンジする歩みを続けてまいりましょう。
-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-
□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■過去の御言葉メールのすべては、以下のリンクからお読みいただけます。
mikotoba.org
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■YouTube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru
■御言葉メールのお申し込みをご希望の方は、メールの題名に「登録希望」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。
■御言葉メールの配信停止をご希望の方は、メールの題名に「配信停止」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。








ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません