今日のみ言葉【No.3737】(2025年 9月27日)「生活の処方箋(261)『消化・吸収・排泄』」

ただで受けたのだから、ただで与えるがよい。
(マタイ10:8)

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「万病のもと」と言われる便秘で苦しめられている人が多くいます。

身体同様、心の世界の便秘になると、様々な苦しい症状が現れます。

人の胃や腸は、3つの仕事をこなしています。

すなわち、消化、吸収、排泄です。

心の世界も、このおのおのの働きが順調であることが、健やかに生きる秘訣です。

消化とは、様々な出来事をそのまま丸飲みしないで、建設的にかみ砕くことです。

吸収とは、それを生活に適用し、自分ならではの生き方を獲得することです。

最後に、得たエネルギーを他者のために用いる、与えることによって、自分も、そしてまた、まわりも快適になります。

健康を保つために身体のリズムに留意することも大切ですが、心の健康のために、この3つの心のリズムも、心して歩みたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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「消化、吸収、排泄」は、「取り入れ(インプット)、成長、手放す(アウトプット)」という言い方に言い換えられます。

キリストの弟子たちが最初に遣わされた時、イエス様は彼らに神の権威を与えられました。

「そこで、イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊を追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやす権威をお授けになった」
(マタイ10:1)

これがインプット、つまり「消化」の段階です。

次に、与えられた権威を信じて実行に移し、経験を通して成長する「吸収」の段階があります。

それは、イエス様のこの命令

「病人をいやし、死人をよみがえらせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出せ」
(マタイ10:8)

を信じて行うことでした。

弟子たちは実際に命じられた通りに行動し、その成果を味わいました。

この後、さらに72人が遣わされた際、こう記されています。

「主よ、あなたの名によっていたしますと、悪霊までがわたしたちに服従します」
(ルカ10:17)

そして最後に、神の恵みを「ただで与える」アウトプットの段階があります。

「ただで受けたのだから、ただで与えるがよい」
(マタイ10:8)

金銭的な報酬を求めたり、商売のように神の力を利用したりしてはいけません。

無償の恵みを、無償で他者に分かち合うことで完成となります。

これは、十分に神の恵みを、まず自分が味わい、消化吸収した人が健全な形で出せるのです。

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今日も神の恵みを喜び、惜しみなく与える信仰生活を送ってまいりましょう。

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