今日のみ言葉【No.841】(2014年 6月 6日)
その目は人の子らをみそなわし、そのまぶたは人の子らを調べられる。
(詩篇11:4)
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「贅沢しているつもりはないのにお金が貯まりません…」
という悩みを抱える若い女性は、実は、
「なんでも欲しガール」
ですよと命名したのは、お金の専門家、フィナンシャルプランナーの八ツ井慶子さんです。
「それはちょっと失礼なのでは…?」
と思いましたが、彼女の書いた本を読んで納得しました。
八ツ井さんは、人がいつの間にかあれこれ買ってしまうのは、自分が好きでないからだ、と鋭い分析をしています。
ですから、ムダ遣いが止まる方法は唯一、
「自分を好きになること」
だそうです。
お金のプロの眼は人間の心の奥底まで見通すかと驚くばかりです。
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今日の聖句は、神が私たちの全てを見ておられるという意味の個所です。
それはただ漫然と見ていらっしゃるのではありません。
「そのまぶたは人の子らを調べられる。」
(詩篇11:4)
これは、目を細めて詳細に調べるという表現です。
新聞記者が特ダネをとったとデスクに報告すると、必ず言われるのが、
「裏を取ったか?」
という言葉です。
情報の出所は確かか、ということですが、そのように神も裏から表から詳細に調べ、目を細くして綿密に調べ上げられるお方です。
それゆえに、
「わたしは主に寄り頼む。」
(詩篇11:1)
と全幅の信頼を寄せて生きていくことができるのです。
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障害のあるゴスペルシンガー、レーナ・マリアさんが初来日した時のことです。
飛行機に搭乗する72時間前までに座席を確認する手続きをコンフォメーションと言います。
一人旅だったので、彼女はそれを知らずに空港に来てしまいました。
スタンバイリストに載せられ、待つ間、とても不安な気持ちに襲われました。
彼女は祈りました。
すると、
「主に信頼しなさい。主はあなたの近くにおられます。主はそこを通り抜けさせてくださる。」
という讃美歌が心に浮かんできて、平安が与えられました。
ふと見ると自分のチケットだけ、「P」と打ってあることに気づきました。
係員に尋ねると、
「あ、そこにいらしたんですか。あなたを捜していました。」
とのこと。
「P」とはパラリンピック参加者の意味で、彼女は列に並ばずとも優先的に搭乗できることになっていたのです。
レーナさんが学んだ教訓は
「神が共におられるから、何の心配もいらない」
ということでした。
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神はまぶたを細くするほどまでにあらゆることを調べ上げ、私たちの全てをご存知で、配慮されるお方です。
このかたに今日をおまかせし、安心して一日を歩んで参りましょう。
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