今日のみ言葉【No.833】(2014年 5月28日)

しかし主よ、あなたはわたしを囲む盾、わが栄え、わたしの頭を、もたげてくださるかたです。
(詩篇3:3)

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肩こりの原因の一つに猫背があります。

現代人は意識して猫のように背を丸くしているわけではありませんが、パソコン等を使ったりしていると自然に頭が前に出ています。

頭の重さは約5キロ。

ボーリングの球が体の一番上に載っているとイメージしてみてください。

これが前の方に出ていれば、当然、下の体全体でバランスを取ろうとして筋肉や骨が引っ張られます。

結果として肩こりにつながるというからくりです。

時々意識して、グイッと頭を上げ、胸を張る時を持つのが肩こりから解放される方法です。

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今日の聖句では、神は私たちの頭を

「もたげてくださるかた」

だと紹介しています。

新共同訳では

「わたしの頭を高くあげてくださる方」

と訳されています。

どんな時に神は私たちの頭をグイッと持ち上げてくださるのでしょうか?

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詩篇第3篇は、ダビデがその子アブサロムから逃れた時に詠まれた歌だとされています。

彼は反旗を翻した我が子と戦うことはできませんでした。

アブサロムが謀反を起こした原因は、元をたどればダビデとバテシバとの姦淫にさかのぼります。

自分の罪の結果が影響していることをダビデは悟ります。

そして戦ってしまえばどちらかが命を失う。

自分が助かること、イコール、息子を失うこと。

彼が選んだ道は、逃れることでした。

このような、どうしようもない状況の中でこそ、

「わたしの頭を、もたげてくださるかた」

が私たちの信じる神なのです。

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顔を上に向けられないくらい落ち込んでいる今であれば、自分で自分の頭を上げることなどできません。

しかし神こそが

「わたしの頭を高くあげてくださる方」

なのです。

自力や我力でなく、外からの力によっていつの間にか天を見上げるようになります。

うつむいたままでいいです。

祈りましょう。

「わたしが声をあげて主を呼ばわると、主は聖なる山からわたしに答えられる」
(詩篇3:4)

と約束され、祈りに答えられる神が何かの形で私たちに応答してくださいます。

祈りのアンテナを張り巡らし、神からの答えをキャッチする一日となりますように…。

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御言葉,詩篇

Posted by maruyama