今日のみ言葉【No.814】(2014年 4月28日)
あなたはだれの助けによって言葉をだしたのか。
(ヨブ記26:4)
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ヨブ記第26章は、前の章でのビルダデの言葉に対して、ヨブが皮肉を言っているところです。
ビルダデが
「彼は高き所で平和を施される。」
(ヨブ記25:2)
と神の至高性を語ったことに対して、
「神の前では陰府も裸である。」
(ヨブ記26:6)
と彼が触れていなかった陰府を加え、
「ご高説ごもっとも。しかし私はあなた以上に考えていますよ。」
と自分の優位性を誇示します。
「あなたはだれの助けによって言葉をだしたのか。」
(ヨブ記26:4)
と言ったのは、
「神からのものか?いやそうではないだろう!」
という意味を内に含んだとげとげしい言葉です。
まさに
「知識は人を誇らせ」
(第1コリント8:1)
です。
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確かに知識は人を誇らせます。
しかし、
「もし人が、自分は何か知っていると思うなら、その人は、知らなければならないほどの事すら、まだ知っていない。」
(第1コリント8:1)
というのが真実の姿なのです。
「自分は知っているつもりで実はまだ知らないことが沢山あるのだ。」
という謙遜な思いが必要なのです。
第1コリント8章1節の御言葉はその後に
「愛は人の徳を高める。」
と続きます。
謙遜こそが愛を生み、それが人々に益していくのです。
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「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。」
(ヤコブ1:5)
神に知恵と導きを求める謙遜な愛の人として歩んで参りましょう。
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