今日のみ言葉【No.3656】(2025年 6月13日)「終末時代と再臨(5)」
その日には、屋上にいる者は、自分の持ち物が家の中にあっても、取りにおりるな。畑にいる者も同じように、あとへもどるな。
(ルカ17:31)
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今、スマートフォンから地震警報(緊急地震速報)が鳴り響いたら、貴重な数秒間の短い時間で、あなたは何をすべきでしょう?
まず、しゃがむことです。
立っていると転倒して頭を強打することがあるので、最初にやることは低い姿勢を取ることです。
そして、頭をクッションや座布団で保護し、丈夫な机やテーブルの下にもぐり込み、動かないようにします。
これを、この御言葉メールを読み進めないで、今すぐ練習する人は幸いです。
イエス様は、「本当にすぐやりなさい」とユダヤ人に対して語られています。
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31節からは、新約時代のクリスチャンには関係がありません。
誰に向かって語られているかというと、ユダヤ人です
そして、これはイエス様が地上で生きておられた時のユダヤ人向けではなく、ずっと後の終末時代、黙示録の7年間の患難時代の中でも、後半の大患難時代を通過するユダヤ人向けの言葉です。
その時、反キリストが正体を現し、ユダヤ人を大迫害します。
イエス様はその未来をご存知で、即座に逃げろと警告しておられるのです。
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ユダヤの家には屋上があり、そこには外付けの階段があるのが一般的です。
イエス様が、
「その日には、屋上にいる者は、自分の持ち物が家の中にあっても、取りにおりるな」
(ルカ17:31)
と言われているのは、「家の中に戻らず、外階段からそのまま降りて逃げなさい」という意味です。
なぜなら、家の中の階段を使って降りようとすると、どうしても物が目に入るからです。
現代に置き換えると、ペットボトルの水や非常食、衣類などを急いで準備しようとすることでしょう。
しかし、そうしているうちに、反キリストの追手がやって来てしまいます。
だから、とにかく迷わず、すぐに逃げなさい、とイエス様は語られたのです。
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「畑にいる者も同じように、あとへもどるな」
(ルカ17:31)
という言葉も、地震の後に津波が来ることを考えれば、想像がつきやすいのではないでしょうか。
海沿いの地域で地震の揺れを感じたり、津波警報・注意報が発表されたりしたら、津波を実際に見なくても、すぐに高台へ避難を始めなければなりません。
津波の速度は非常に速く、見てから避難を始めたのでは間に合わないからです。
命を守るために最も重要なこと。
それは、一刻も早く逃げることです。
反キリストのユダヤ人大迫害は、突然に、苛烈に始まることが預言されているのです。
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私たちがここから学べることは、「避難訓練」をするということです。
私たちはここで書かれているような大迫害には遭わないかもしれません。
しかし、大きな試練に襲われた時、焦って神を忘れるようなことにならないために、すぐ主に信頼する方向に自分を向けるための訓練をし、練習を繰り返しておくのです。
そうすると、本当にそのような試練がやって来た時、地震のように揺り動かされた後でも、またすぐに主の平安を取り戻し、冷静・客観的な判断で、正しい選択ができるようになります。
すぐに神の御言葉に従う訓練。
これが、いざという時、あなたを救う力となるのです。
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「はい」とすぐに従う訓練を、今日も積み重ねてまいりましょう。
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