今日のみ言葉【No.3635】(2025年 5月20日)「初臨と神の国(1)」

神の国はいつ来るのかと、パリサイ人が尋ねた
(ルカ17:20)

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新型コロナウイルスが猛威を振るった最初の時、人々はワクチンの完成を心待ちにしました。

それさえあれば、人類の危機は回避でき、コロナは収束すると思われたからです。

パリサイ人が教えるメシア到来とはそのような考えでした。

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パリサイ人たちは、

「神の国はいつ来るのか」
(ルカ17:20)

とイエス様に尋ねました。

彼らの考えでは、ユダヤ人の生存危機の際に、救い主が到来し、彼らを窮地から脱出させます。

まるで怪獣にやられた街にウルトラマンが飛んできて、必殺技で敵を倒し、地球に平和が戻るような展開です。

彼らは、最終的にメシアが全世界の王となり、イスラエルが世界を治めることになる、と考えていました。

確かに、イザヤ書2章には「シオンの山の高揚」の預言があります。

「終りの日に次のことが起る。主の家の山は、もろもろの山のかしらとして堅く立ち、もろもろの峰よりも高くそびえ、すべて国はこれに流れてき、多くの民は来て言う、『さあ、われわれは主の山に登り、ヤコブの神の家へ行こう。彼はその道をわれわれに教えられる、われわれはその道に歩もう』と。律法はシオンから出、主の言葉はエルサレムから出るからである」
(イザヤ2:2-3)

パリサイ人たちの質問の背後には、神の国到来に対する興味と関心の大きさがあり、神の劇的介入の後に神の国が来るという強い考えがありました。

しかし、イエス様が語る現実はそれとは大きく異なります。

それはどういうものだったのでしょう?

以下、次回に続きます。

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神の国について思いを巡らして参りましょう。

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