今日のみ言葉【No.753】(2014年 2月 3日)
そこで王は主の宮で発見した契約の書の言葉を、ことごとく彼らの耳に読み聞かせ、
(歴代志下34:30)
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片岡愛之助、市川海老蔵、中村獅童、等々、歌舞伎の世界では親の仕事を子が受け継ぐのがうまく行っているように見えます。
さて、信仰の継承という点で、聖書はどう記しているでしょうか。
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信仰深かったヒゼキヤ王の子なのに、マナセは最悪の王と言われるほど神に反する行いをしました。
これを見ると、いかに信仰の継承は難しいかと思わされます。
しかし、マナセはその人生のある時悔い改め、神に立ち返ります。
では、その子アモンはどうだったのでしょう?
彼は悪王でした。
残念ながら、悔い改めた父マナセの後半生には習わなかったのです。
つまり、信仰は受け継がれなかったということです。
ところが、その悪王アモンの子であるヨシヤは
「彼は主の良しと見られることをなし、その父ダビデの道を歩んで、右にも左にも曲らなかった。」
(歴代志下34:2)
とあります。
周囲の環境や配慮、親の信仰による影響はありますが、人が神を信じ、信仰生活を送るということこは、全くの
「神と自分との個人的関係」
であるようです。
つまり、親がクリスチャンだから子も自動的にクリスチャンになるということではないということです。
また、親が無宗教だから子も信仰を持たないということでもありません。
その人の人生のどこかで神と出会うチャンスがあります。
その時、どのような選択をするか、で決まるのです。
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人生は出会いで決まります。
ヨシヤ王の人生では、国の改革を志す途中で、
「モーセの伝えた主の律法の書を発見した」
(歴代志下34:14)
ことが大きく人生を変えました。
神の言葉との出会いです。
ヨシヤはすぐに女預言者ホルダのもとに人を遣わし、神の真意を求めました。
彼の改革を進める土台は、政治・経済・軍事の専門家ではなく、神の言葉となったのです。
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私達が強制的に人の心を変えることはできません。また、神もそうなさいません。
私達ができること、そしてなすべきこと、最善のことは、神の言葉を伝えることです。
「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。」
(第2テモテ4:2)
どこかで神の言葉の種が蒔かれている時、その種の中にある命はどこかで芽を吹き出すのです。
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御言葉の種蒔きをする一日として参りましょう。
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