今日のみ言葉【No.3533】(2024年12月23日)「生活の処方箋(197)『望みを失わない』」

芦原

わたしたちは、四方から患難を受けても窮しない。途方にくれても行き詰まらない。
(第2コリント4:8)

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同じものを見ても、まったく違った解釈ができます。

俳人の鷲谷七菜子(わしたに・ななこ)さんが、同僚に

「今日電車が鉄橋を渡る時に見たら、すっかり枯れた芦原が朝日を受けて美しかったわ」

と話された時、

「枯れたものがどうして美しいの」

と不思議そうに言われ、彼女の方が不思議に思ったと記しています。

かすかな音や香りから、尽きないメッセージを聞き取って表現し、自らが味わい、他者をも潤す人生は何と素晴らしいことでしょう。

人生いろいろな出来事が与えられます。

神様は、すべてのものをみな宝に変える能力を、私たちに下さいました。

一度の人生、逃げず、ごまかさず、引き延ばさずにしっかり立ち向かっていきたいものです。

倒れた時には起き上がり、そこを掘り起こし、あるいは、磨き上げて、あなたでなければならない方法で、宝を見出すまでチャレンジしてまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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聖書はこう言います。

「 わたしたちは、四方から患難を受けても窮しない。途方にくれても行き詰まらない」
(第2コリント4:8)

使徒パウロが患難の中で見出したのは、いかなる試練の中にあっても、希望は常に存在し続けるということです。

文語訳聖書ではこのようになっています。

「われら四方より患難を受くれども窮せず、爲(せ)ん方つくれども希望(のぞみ)を失はず」

やりようが全くなくなって、どうしようもない状態でありながら、希望を失わないのは、無限の神の存在を信じているからです。

無から有を生じさせる神は、無い所から命の泉を湧き出させる力のある御方なのです。

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いったん終わって、何も無くなった「無」から、神は新しいものを創造なさいます。

復活の主と共に今週も歩まれますように…。

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