今日のみ言葉【No.3507】(2024年11月21日)「イッサカルへの預言」
イッサカルはたくましいろば、彼は羊のおりの間に伏している。 彼は定住の地を見て良しとし、その国を見て楽しとした。彼はその肩を下げてにない、奴隷となって追い使われる。
(創世記49:14-15)
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「あなたはルーズな人だね」
と批判されたらどうしますか?
「だらしなかったな」
と反省し、自分を直そうとしますか?
そういう人はルーズな人ではありません。
本物は、
「あはは!」
と笑って、そのままにするからです。
これが正真正銘のルーズな人です。
しかし、短所と見える所は、裏返せば長所ですから、むしろ、
「私は小さいことにこだわらない、大らかな性格だ」
と思って過ごせば良いのです。
欠点を直さず、放っておくのではなく、そのような自分のありのままを認め、受け入れるということです。
そうできて初めて、自分の良い面も悪い面も見えてきて、それらを客観的に受け入れることができます。
イッサカルはそのようなタイプの人のように見えます。
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イッサカルという名前を聞いて、
「長年聖書を読んでいるが、そんな人がイスラエル12部族にいたのか」
と驚くクリスチャンの方もいらっしゃるでしょう。
彼は確かにレアの子として生まれ、ヤコブの9番目の子です。
イッサカルに対する預言はこうです。
「イッサカルはたくましいろば、彼は羊のおりの間に伏している」
(創世記49:14)
「たくましいろば」ということは、労働に耐えうる頑健な体を持っているということで、彼らは農業に従事し、相続した土地の中でエズレルの谷は肥沃な農業地帯となっています。
しかし、
「奴隷となって追い使われる」
(創世記49:15)
という未来が待っています。
これは、彼らが与えられた恵みに甘んじ、怠惰になったために起こったことだと考えられます。
イッサカル族は、恵まれた大地に感謝し、自分たちに与えられた健康な体を働かせて、収穫を得るように一生懸命働けば良かったのです。
ところが、おおらかな性格が裏目に出ると怠惰になります。
イッサカル族は、他部族がカナン人の侵略に対して連合を組んで戦った際、それに参加しませんでした。
また、彼らは一時的にカナン人の奴隷となった時期がありました。
神から与えられた賜物は、そうして下さった神の御心を思い、最大限に生かすように心がけて生きるべきなのです。
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神から与えられた賜物が何かを知る最も手早い方法は、
「気がついたらやっていた」
「時間を忘れて集中していた」
「楽々やれている」
「人から『スゴイ!』と言われても、自分としては当たり前のことをやっているだけ」
というものを見つけることです。
賜物は「Gift(ギフト)」ですから、自分で努力して、労苦の末に得たというよりは、先天的に与えられているものです。
神からの恵みの賜物を見出し、感謝し、それを生かす人生を送って参りましょう。
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