今日のみ言葉【No.3481】(2024年10月21日)「生活の処方箋(182)『論理・情理・道理』」

主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。
(哀歌3:22)

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「何が大切か」と、あなたご自身の人生の論理をしっかり心に据えることは、人生の第一歩のようです。

ただ、論理はまことに冷たいものです。

また、「絵に描いた餅」という言葉がありますが、どんなに立派なことでも、論理だけでは燃えていないように、火力にはなりません。

しかし、一人ひとりの心に沿うような形で論理を立てることができるようになると、それは情理となり、人の心を捕らえます。

論理が情理となるためには、生活の中で、良心が示したり、正義と思うところを実行することのようです。

実行すると、それがやがて身につき、自分の身についたものは、人にも自然に伝染していくものです。

これは、論理から情理となり、やがて道理となるでしょう。

論理、情理、道理、この階段を一歩一歩前進してまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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論理で生きる人が情理を身につけようとすると、途中で行き止まりに遭います。

なぜなら、論理で

「ああ、なるほど。こういうのが情理か」

と納得しながら進もうとするからです。

「情」は非論理的なものですから、その階段のどこかは抜けていて、不連続です。

しかし、そこをピョンと跳んだ先に次の階段が延々とつながっているのです。

その穴を埋めるには、わからないで立ち止まっている自分をあわれんでもらい、論理を無視して「情」で飛ばしてもらう体験が必要です。

神のあわれみとはそういうものです。

人間は自分の中に答えを持ちませんが、全能の愛の神が、人間の外側から「あわれみ」という助けを与えて下さり、それによって人は情理の世界を歩み出すことができるのです。

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「主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない」
(哀歌3:22)

この世界を生き切って参りましょう。

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