今日のみ言葉【No.709】(2013年11月29日)
どうか、主が良いと思われることをされるように
(歴代志上19:13)
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「天は自ら助くる者を助く」
という言葉があります。
その意味は、
「人に頼らず自分自身で努力する者には、天が助け、幸福をもたらすということ」
だそうです。
「人のせいにする前に自分で努力しなさい!」
とお説教をする時に使えそうな諺です。
確かに、自分を励まし、自分を助けようとする努力は必要ですが、
「天は自ら助くる者を助く」
だけですと、努力しない人間は神は助けない、という意味にもとれてしまいそうです。
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聖書にあるのは、
「どうか、主が良いと思われることをされるように」
という祈りです。
一見、自分はお手上げで何もせず、全部神様に丸投げ、放り投げ、という努力をしないすすめのように思えます。
しかしそうではありません。
これは、
「神は最善をなされる」
という信仰告白なのです。
その神の最善の中に私も参加し、
「一生懸命させていただきます。しかし、結果がどうなろうと、神様におゆだねいたします。」
というのが信仰者のあり方です。
ここに信仰と現実の両輪がマッチして走り出す道があります。
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このような人が死を間近に迎えた時は、本当に
「見事!」
としか言いようのない終わり方をなさいます。
神様がそのように備えて下さるのです。
お身体はつらく苦しいのですが、お見舞いに行ってその方の神にゆだねつつ最善をなそうとしているお姿を拝見すると、
「神の平安を周りにばらまき散らしている」
としか言いようのない雰囲気にこちらが包まれてしまいます。
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「どうか、主が良いと思われることをされるように」という祈りを捧げ、今日一日を全力で走り抜いて参りましょう。
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