今日のみ言葉【No.3443】(2024年 9月 3日)「招かれた客への教え(1)」
客に招かれた者たちが上座を選んでいる様子をごらんになって、彼らに一つの譬を語られた。
(ルカ14:7)
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今日から取り組む聖書箇所は、日本人の価値観と一致しているのでわかりやすいところです。
しかし、それゆえに、
「なんだ、キリストも同じ事を言っているじゃないか」
と、聖書がこの世の処世訓や道徳的教えの一つと同等に見られたり、持論を保証してくれる裏付けとして利用されたりする所です。
イエス様が言う本当の意味を汲み出すことなく、別の解釈をして分かったつもりにならないためにも、地道に聖句を追って参りましょう。
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まず、
「客に招かれた者たちが上座を選んでいる様子をごらんになって」
(ルカ14:7)
とあります。
常識的な日本人は、
「これはダメでしょ」
と思います。
この話の後半で、末座を選べと言うキリストの言葉に、
「そりゃ、そうでしょ」
と、我が意を得たとばかりに同意し、これで聖書はわかったつもりになります。
ここで、
「彼らに一つの譬を語られた」
(ルカ14:7)
という言葉が効いてきます。
たとえ話というのは、その人の理解するレベルに合わせて受け入れられるものです。
したがって、ある人はその時点で
「聖書ってこんなもんだ」
と求めが止まりますが、霊的に求める人にとっては、
「キリストは何を言っているのだろう」
と、その先が見えてきます。
わかったつもりになる恐ろしさがここにあります。
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さて、ユダヤ人らの行動に対して、イエス様は
「上座につくな」
(ルカ14:8)
と反対し、彼らの行動を否定します。
この先の波乱の展開が予想されます。
イエス様はどう収められるのでしょうか。
以下、次回に続きます。
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聖書を読む時、
「神は今の私に何を教えようとなさっているのだろう」
と思いつつ読むことによって、私たちの霊性は磨かれます。
わかっても、わからなくても、聖書を読み、神との交わりを続ける今日として参りましょう。
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