今日のみ言葉【No.3378】(2024年 6月 11日)「腰が曲がった女の癒やし(2)」

イエスはこの女を見て、呼びよせ、「女よ、あなたの病気はなおった」と言って、手をその上に置かれた。すると立ちどころに、そのからだがまっすぐになり、そして神をたたえはじめた。
(ルカ13:12-13)

——————

昔は腰が曲がったおばあさんをよく見かけました。

今で言う骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)による症状だったのでしょう。

これは筋トレをして筋肉量を維持することで相当程度防げます。

日本は今や、女性が筋力をつけることが奨励される時代になったのです。

今回の聖書箇所の女性は、老齢による現象ではなく、サタンがもたらした霊的なものでした。

-*-*-*-*-*-*-

イエス様は、

「かがんだままで、からだを伸ばすことの全くできない女」
(ルカ13:11)

を見ました。

現代のキリスト教会の礼拝では、男性も女性も礼拝堂内のどこに座っても良いのですが、当時のユダヤ教のシナゴーグ(会堂)内で、女性がイエス様の前にいたとは考えられません。

彼女が離れた場所にいたことは、

「イエスはこの女を見て、呼びよせ」
(ルカ13:12)

という記述でわかります。

イエス様は遠く離れた所にいたこの女性を見つけ出し、こちらに来るようにと呼び寄せたのです。

-*-*-*-*-*-*-

腰が曲がっていたのは老化のせいではなく、霊的問題でした。

「病気の霊につかれ」
(ルカ13:11)

「十八年間もサタンに縛られていた」
(ルカ13:16)

と書かれてあることから、彼女の苦しみはサタン(悪魔)によってもたらされていたとわかります。

イエス様がこの女になさったことは、

「女よ、あなたの病気はなおった」
(ルカ13:12)

と言って、手をその上に置かれたことだけです。

すると、癒やしが瞬間的になされ、

「立ちどころに、そのからだがまっすぐになり、そして神をたたえはじめた」
(ルカ13:13)

となりました。

何とおめでたいことではないでしょうか。

彼女は18年間にわたる苦痛から解放されたのです。

ところが、それに対して憤りを示した人がいました。

会堂司です。

病気が治った人を見て腹を立てる。

一体どうしてそんな思いになったのでしょう?

この会堂司の登場から、話は単なる癒やしの奇跡にとどまることなく、さらに大きな領域へと広げられていきます。

以下、次回に続きます。

-*-*-*-*-*-*-

神をほめたたえる今日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

※御言葉メールのスケジュールは、
・月土…生活の処方箋
・水木…旧約聖書通読シリーズ
・火金…ルカ福音書講解説教
となっております。

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■YouTube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru

■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。

☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)

★御言葉メールを停止したい方は
del@mikotoba.org