今日のみ言葉【No.3366】(2024年 5月28日)「いちじくの木と園丁のたとえ(1)」
それから、この譬を語られた、「ある人が自分のぶどう園にいちじくの木を植えて置いたので、実を捜しにきたが見つからなかった。
(ルカ13:6)
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聖書クイズです。
【問い】ルカ福音書13章6節〜9節には、いちじくの木と園丁のたとえ話が書かれてありますが、以下の3つは誰を表しているでしょう。
(1)ある人(ぶどう園の所有者) → ( )
(2)いちじくの木 → ( )
(3)園丁(ぶどうの木の手入れをする人) → ( )
答えはもうおわかりですね。
ある人とは神のことであり、いちじくの木はユダヤ人、あるいはイスラエル。
そして園丁とはイエス・キリストのことです。
登場人物がはっきりすると、このたとえ話の言わんとすることが正確に把握できます。
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「それから、この譬を語られた」
(ルカ13:6)
というのは、その前にイエス様が不慮の災難について語ったことです。
ガリラヤでピラトによる虐殺にあった人々、エルサレムでシロアムの塔の事故で亡くなった人々。
誰でもそのような可能性があるので、イエス様は神に立ち返る悔い改めを人々に勧めていました。
そのことをさらにわかりやすくするために、そして、人々が悔い改めの必要性を実感をもって感じることができるように、これからイエス様はお話しなさるのです。
「ある人が自分のぶどう園にいちじくの木を植えて置いたので、実を捜しにきたが見つからなかった」
(ルカ13:6)
これは先の登場人物を特定したことから、指し示す意味がわかります。
父なる神(ある人)が、地上世界(自分のぶどう園)にユダヤ人(いちじくの木)を起こしました。
さらに、イエス・キリストの伝道によって、神に立ち返り悔い改める人々(実)を捜したが、それはどこにも見当たらない現状だったということです。
イスラエルはイエス・キリストを救い主とは受け入れず、拒絶した事実がここで明らかにされています。
反逆したイスラエルを神様はどうなさるでしょう?
神が選んだ方法は、7節の園丁に対する言葉に表されています。
それは何でしょう?
以下、次回に続きます。
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わかっているつもりにならず、もう一度聖書の意味を探る今日として参りましょう。
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