今日のみ言葉【No.3359】(2024年 5月20日)「生活の処方箋(135)『3種類の人』」

わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕えようとして追い求めているのである。そうするのは、キリスト・イエスによって捕えられているからである。
(ピリピ3:12)

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3種類の人がいます。

物事を頼まれてもなかなかやらない人、頼まれた分だけはしっかりこなす人、頼まれなくても自分から仕事を見いだしてこなす人。

最初の人は後でやろうと引き延ばす人です。

過去でも未来でもなく、いつも今、この時、という人生観が確立されていないのです。

人生はいつも今という自覚を持ちたいものです。

言われた分だけやる人は、条件を満たすにも大変な努力を要する人です。

これは能力というよりも、喜んでしているかどうかにかかっています。

喜んでいないと、学生の宿題のように、やっと標準を満たすことになります。

自分から仕事を見いだし、前向きに挑戦する人は、プログラムを、いつも追っていく人です。

さらに、人々の期待以上に応答する人です。

このような人に、人は仕事を頼み、期待をします。

このような人生を生きたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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使徒パウロは、すでにキリストの救いを得ている確信があるのに、

「わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではなく、ただ捕えようとして追い求めているのである。そうするのは、キリスト・イエスによって捕えられているからである」
(ピリピ3:12)

と言っています。

以前、彼はクリスチャンたちを迫害していましたが、その過去の罪は完全に赦され、キリストの救いに与っていることを理解していました。

それが

「キリスト・イエスによって捕えられている」

ということです。

それなのに、彼は、

「ただ捕えようとして追い求めている」

と言うのです。

パウロは、上記「3種類の人」の話の中の3番目の人と言えます。

この私が救われた、という喜びゆえに、さらにその救いを達成していきたいと願っているのです。

頼まれなくてもやっている。

気がついたらやっている。

このような喜びの世界を歩みたいものです。

そのためには、ただキリストを信じるだけで救われるという恵みに浸ることです。

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恵みによって救われている喜びを味わう今日として参りましょう。

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