今日のみ言葉【No.665】(2013年10月 5日)
イスラエルに神がないためか
(列王紀下1:3)
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日本人の中で、血液型がA型の人が一番多くガンで亡くなっています。
それは当然です。
日本人は血液型A型の人が一番多いからです!(厚生労働省のサイトに「A:O:B:AB=約4:3:2:1の割合です。」ときちんと書いてあります。)
しかし、いきなり自信たっぷりにそう言われたら、誰でも、特にA型の人はあたふたとして、
「何か対策を練らなくては…」
と自分の不安を消すための手段をあれこれ考えたのではないでしょうか?
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アハブ王の子、アハジヤ王もそうでした。
彼は高殿の欄干から落ちたのが原因で病気になりました。
いつまでも具合が良くならないことを不安に思ったアハジヤは、使者を遣わし、
「この病気がなおるかどうかを尋ねよ」
と命じました。
遣わした先は誰のところだったのでしょう?
かの大預言者エリヤのところに行くのが当然でしょう。
ところが、アハジヤが使者に命じた行き先は、エクロンの神バアル・ゼブブでした。
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なぜ神の人エリヤのところではなかったのでしょう?
その理由は聖書に書いてありませんが、彼は父である悪王アハブとエリヤとのやりとりを知っていたはずです。
エリヤの言うことはことごとく真実であり、その通りとなりました。
アハジヤは本当のことを告げられることを恐れたのでしょう。
それよりは他の神々の方へ行って、
「な〜に、大したことはない。すぐ治る。家内安全、商売繁盛、順風満帆、行け行けドンドン!やることなすこと全てうまくいきますよ!」
と、耳障りの良い言葉で励ましてもらい、不安を消してもらいたかった…、のではないでしょうか。
彼は、真実を直視し、現実と対面することから逃れようとしていたのです。
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アハジヤの病は治らず、そのまま寝たきりとなり、死に至ることがエリヤから預言されます。
しかし彼の病が治らないのは、高殿から落ちたことが原因ではないのです。
真の神を求めず、他の神々に頼ろうとしたことが原因だとエリヤは語っています。
「あなたがエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして人をつかわすのは、イスラエルに神がないためなのか。それゆえあなたは、登った寝台から降りることなく、必ず死ぬであろう。」
(列王紀下1:6)
もし彼が、後のヒゼキヤ王のように、一心に神に求め、真の神に真実に向き合ったら、結果は違ったものになったでしょう。
神を信じて生きるとは、白昼夢の中を生きることではなく、目の前にある現実から目を背けず、真実を直視し、それを神と共に対処していく生き方なのです。
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ひとり子を賜うほどまでに私たちを愛して下さる神です。
決して悪いようにはなさいません。
そのことを信じて今日も神と共に歩んで参りましょう。
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