今日のみ言葉【No.3255】(2023年12月23日)「生活の処方箋(101)『一足先に謙遜を生きる』」
わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本を示したのだ。
(ヨハネ13:15)
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「やる気のない人をどのようにその気にさせるのですか」
とのご質問を受けます。
あなたなら、どのようにお答えになりますか。
まず、馬に水を与える話のように、やる気のない人にいくらチャンスを与えてもマイナスとなるので、やる気のできる日まで待つこと、と答える人もおられるでしょう。
まさに、
「鳴くまで待とうホトトギス」
の心境です。
第二に、なぜやる気がないのかをよく探し出し、表面ではなく、その大本を見出し、対処し、工夫するという労と努力を惜しまないことです。
あなたが不安になったり、ストレスとなったり、怒りとなるのは、この作業を怠り、この訓練をなさらないからです。
もしなさるならば、必ず道が開かれます。
さらに、答えは限りなくありますが、最も良い方法は、あなたご自身が、
「こうあってほしい」
という人や状況になりきり、実践し、一足先にその境地を生きることです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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イエス・キリストは、弟子たちに
「人に対しては、謙遜に仕えるのだよ」
とは教えず、自ら弟子たちに謙遜にお仕えになりました。
それがヨハネによる福音書第13章にある洗足です。
イエス様は弟子たちの足を洗われました。
当時、それは身分の低い僕(しもべ)の仕事でした。
そのように、キリストの弟子は身を低くして人に仕えることが求められています。
なぜなら、それが最も「愛」を表すことだからです。
イエス・キリストは
「そのようにせよ」
といきなり命じることをせず、
人に仕えてもらう心地よさを味わわせ、その後で、
「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは手本を示したのだ」
(ヨハネ13:15)
と教えられました。
「こうあってほしい」という人や状況になりきるとは、このようなことです。
人が動いてくれるのは、このような人物にあなたがなりきった時です。
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謙遜を教え、人にそれを求める前に、自分が謙遜に生きていること。
キリストの謙遜を味わってから、そのお手本にならい、誰かのためにお仕えする今日として参りましょう。
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