今日のみ言葉【No.3229】(2023年11月22日)「エサウとの再会(2)」
ヤコブはセイルの地、エドムの野に住む兄エサウのもとに、さきだって使者をつかわした。
(創世記32:3)
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プロ野球で三冠王を2回達成という偉業を成し遂げた落合博満氏。
彼はプレイヤーとして活躍している最中、腰痛に苦しめられていたそうです。
ところが、現役引退を発表した翌日から、嘘のようにその腰痛は消えました。
原因は極度のストレスだったのです。
落合選手ほどの名選手でもストレスの影響を受けるとしたら、我々凡人はなおさらです。
ヤコブのストレスは、兄エサウとの関係でした。
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前回、神の御使に出会って心に力を得たヤコブでしたが、それで不安が消えたわけではありません。
20年前の兄エサウとのいきさつが未解決のままでしたから、彼の心の中にはエサウとの問題が残ったままです。
「彼に会った時に何が起きるだろうか」
「もしかしして兄さんはずっと私を恨み続けていて、今回あったらその恨みが晴らされて、私は殺されるのではないか」
という不安が消えません。
クリスチャンの実際とはこの時のヤコブのようなものです。
神との出会いを果たし、キリストの十字架と復活を信じる信仰表明をし、いくつかの信仰体験を経て
「神は確かにいらっしゃる」
という確信を得ても、なお不安や心配は続くのです。
「ハレルヤ!全く悩み無し」
の期間は短くてもありますが、長続きはしないものです。
この現実とどう立ち向かって生きるのでしょうか?
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人間の最善をするしかありません。
ヤコブは、いきなり会うことをせず、自分の代わりに使者を遣わします。
「兄エサウのもとに、さきだって使者をつかわした」
(創世記32:3)
そして、使者にこう伝えさせます。
「わたしは牛、ろば、羊、男女の奴隷を持っています。それでわが主に申し上げて、あなたの前に恵みを得ようと人をつかわしたのです」
(創世記32:5)
ヤコブはエサウの下となり、謙遜に物を言い、贈り物の用意をしてあることを告げたのです。
彼は自分を守るため、考え得る最善の準備をしました。
さて、その結果はどうなったでしょう?
エサウの機嫌は良くなって、兄弟間の長年の懸案は円満解決に至ったのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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あなたの最善を果たす今日として参りましょう。
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