今日のみ言葉【No.3192】(2023年10月 7日)「生活の処方箋(80)『与える』」

与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから」。
(ルカ6:38)

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老夫婦がケーキ屋に立ち寄り、孫の分と3個ケーキを頼み、家に帰りました。

箱を空けてみるとケーキは2つだけ。

さっそくクレームの電話を入れたところ、大変恐縮し、不足の1個ばかりか、新しいオリジナルケーキを3個、計4個をわざわざ届けたそうです。

後に、買ったケーキは確かに2個で、思い違いだったことがわかり、老夫婦が大変恐縮してお詫びしたところ、お店の方が、

「レジの記録で2個であることを確認しておりましたが、これはむしろ、当店をひいきにしていただく良い機会と思い、感謝をもって届けさせていただきました」

と話しました。

以来、ご夫婦はすっかりその店のファンとなり、多くの人々に宣伝してくれることとなりました。

当然、ケーキ屋さんのマイナスをはるかにしのぐ効果があったわけです。

「ミスを宝に変えるとは」というご質問を受けますが、このように、具体的に生活で活かされることは何とすばらしいことでしょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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私たち人間は神の性質に似せて造られているため、神様は人間がご自身と同じようなことをする時、喜ばれます。

与え、ゆるし、愛することを人間が行う時、神は喜ばれるのです。

すると、何らかの形で神様からの応答があります。

「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから」
(ルカ6:38)

与えたら、与えられるのです。

もちろんこれは科学の法則ではありませんから、自動販売機のように必ず自分の望む結果が得られるとは限りません。

しかし、神の御心の通りに生きてみようと決心し、その時その時の一瞬の結果だけで判断することなく、長い目で見ていく時、神は私たちの思いとは異なる違った形で

「おし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう」
(ルカ6:38)

という現実を見出します。

まず、あなたなりの与え方を、背伸びせず、やってみることです。

その人のことを赦せなくても、ある一部のことだけは赦せる範囲があったら、それを赦す選択をしてみるのです。

そして、後は神様にゆだねます。

忘れて結構。

神様からの「返礼品」が届いた時に、「ああ、そうだったっけなあ」と思い出せば良いのです。

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神の御言葉の確かさを味わう人生を続けて参りましょう。

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