今日のみ言葉【No.3193】(2023年10月10日)「群衆への警告(5)」
ニネベの人々が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう。なぜなら、ニネベの人々はヨナの宣教によって悔い改めたからである。しかし見よ、ヨナにまさる者がここにいる。
(ルカ11:32)
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前回はシバの女王で、今回はニネベの人々が出てきます。
共通していることは、両者共に異邦人ということです。
神が選んだ本家本元のイスラエルの人々ではなく、救いとは縁が無かったはずの異邦人が悔い改めて神を信じ、義とされて救われる。
ここがポイントとなります。
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「しるし」ということが根底にあっての文脈の中でイエス様の話が続いています。
ヨナのしるしとは何でしょうか。
ヨナ書を読むと、大魚の腹の中で悔い改めたヨナが、敵国ニネベの町で宣教したことが書かれています。
ニネベは非常に大きな町で、
「これを行きめぐるには、三日を要するほどであった」
(ヨナ3:3)
とあります。
これは、ニネベ全土の宣教のためには最低3日間は必要だということです。
早速ヨナは神のメッセージを語り始めました。
「ヨナはその町にはいり、初め一日路を行きめぐって呼ばわり、『四十日を経たらニネベは滅びる』と言った」
(ヨナ3:4)
ところが、ヨナはたった1日だけで彼の仕事を終えてしまいました。
なぜなら、
「そこでニネベの人々は神を信じ、断食をふれ、大きい者から小さい者まで荒布を着た」
(ヨナ3:5)
とあるように、その日、ニネベの人々全員が悔い改めたからです。
もし21世紀の今、「現代のヨナ」がいるとしたら、イスラエルとパレスチナの紛争状態のただ中に入って行き、パレスチナ側に悔い改めを迫ったところ、彼らがヨナの言うとおりにし、1日で戦争から和平に移ったようなものです。
イエス様が語られた
「ニネベの人々が、今の時代の人々と共にさばきの場に立って、彼らを罪に定めるであろう」
(ルカ11:32)
という言葉は、そのような背景を考えに入れて読む時、納得できます。
ニネベの人々は正しかったからです。
そして、そのヨナよりももっとまさる御方がイエス・キリストなのです。
「しかし見よ、ヨナにまさる者がここにいる」
(ルカ11:32)
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神のメッセージに耳を澄ます今日として参りましょう。
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