今日のみ言葉【No.3175】(2023年 9月15日)「汚れた霊の帰宅の話(2)」
帰って見ると、その家はそうじがしてある上、飾りつけがしてあった。
(ルカ11:25)
——————
「住む人がいないと家は寂(さび)れる」
と言われます。
原因は、換気と掃除が行われないためです。
締め切った状態でもチリやホコリは積もります。
すると、それを餌にする虫やカビが繁殖し、高湿度の梅雨の時期などに一気に増え、家の劣化につながるのです。
家には家の主人が必要です。
イエス様から「家」にたとえられたイスラエルの場合はどうだったのでしょう。
-*-*-*-*-*-*-
バブテスマのヨハネの悔い改めの説教によって、人々の心はきよめられ、救い主を迎える準備が整いました。
家の掃除がなされた状態です。
次はこの家に住む人、主人を迎える段階です。
ところが、イスラエルはイエス・キリストを、「悪霊のかしらベルゼブルによって、悪霊どもを追い出している」者だと断じ、救い主として受け入れることを拒絶しました。
イスラエルの霊的状態は主人のいない「空き家」となったわけです。
そこに汚れた霊が戻って来ます。
「帰って見ると、その家はそうじがしてある上、飾りつけがしてあった」
(ルカ11:25)
はっきりと神の救いを拒絶した「家」は、汚れた霊にとっては絶好の住処(すみか)となります。
「そこでまた出て行って、自分以上に悪い他の七つの霊を引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人の後の状態は初めよりももっと悪くなるのである」
(ルカ11:26)
「救い主」という主人のいない「空き家」となったイスラエルの霊的状態は、以前よりももっと悪くなるということです。
その結果、紀元70年のエルサレム崩壊を招くこととなりました。
ユダヤ人はその後1900年間も世界をさまようこととなります。
-*-*-*-*-*-*-
ここまでが、当時のユダヤ人に語られた内容です。
これを単なる歴史的知識として片付けず、現代に生きる私たちへのメッセージは何か、と考えるのが聖書を正しく読む読み方です。
なぜなら、聖書は人間が神と出会うために書かれた書物だからです。
あなたはこの話をどのように自分に適用なさいますか?
正しく神のメッセージを受け取り、正しく自分に適用していきたいものです。
以下、次回に続きます。
-*-*-*-*-*-*-
私はどんな「家」なのでしょう。
開かれた、風通しの良い家でしょうか?
チリやホコリがたまっていない掃除された家でしょうか?
自分の霊的状態を点検する一日として参りましょう。
-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-
□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■Youtube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru
■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。
☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
→ reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)
★御言葉メールを停止したい方は
→ del@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません