今日のみ言葉【No.3174】(2023年 9月14日)「ヤコブの結婚生活(4)」
さてレアは自分が子を産むことのやんだのを見たとき、つかえめジルパを取り、妻としてヤコブに与えた。
(創世記30:9)
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子供に関して、ラケルとレアの争いは続きます。
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ラケルは女奴隷ビルハによって2人の子供を得ました。
女主人には子の命名の権利があります。
ラケルがつけた名前には彼女の気持ちが表れています。
ダン:「裁く」の意。
「神はわたしの訴えに答え、またわたしの声を聞いて、わたしに子を賜わった」
(創世記30:6)
ラケルはダンの誕生を、「神が正しい裁定をして下さった」と思ったのです。
ナフタリ:「争う」の意。
「わたしは激しい争いで、姉と争って勝った」
(創世記30:8)
ラケルの子作り競争への闘争心が表れています。
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レアも負けてはいません。
「さてレアは自分が子を産むことのやんだのを見たとき、つかえめジルパを取り、妻としてヤコブに与えた」
(創世記30:9)
ラケルが女奴隷ビルハを与えたのなら、こちらも女奴隷ジルパを夫ヤコブに与えて子を得ようとします。
ガド:「幸運」の意。
「幸運がきた」
(創世記30:11)
レアは自分の受胎能力が落ちたことを知り、子作りをジルパに委譲しました。
レアにとってそれは「賭け」のようなものだったのでしょう。
それが成功したことを見て、「ガド・幸運」と名づけたのです。
アセル:「幸せ」の意。
レアとラケルの「子作り競争」を野球に例えると、最初、4対0でレア側がリードしていました。
しかし、ラケル側の代打ビルハがツーランホームランを放ち、4対2の2点差に追い上げます。
レア側も代打ジルパを起用し、6対2となり、最初の4点差の状態となったので、レアはホッと安心します。
「わたしは、しあわせです。娘たちはわたしをしあわせな者と言うでしょう」
(創世記30:13)
レアはアセルの誕生によって幸福感を味わったのです。
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神はこのような人間的争いの遙か彼方に、イスラエル12部族の誕生を見ておられます。
全ての出来事の背後に神のご計画があることを信じ、今日の一日に希望を持って参りましょう。
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