今日のみ言葉【No.3591】(2025年 3月19日)「聖なる使命(1)」
わたしは彼らの苦しみを知っている。
(出エジプト記3:7)
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金魚すくいの金魚は、体の表面がこすれて傷がついているそうです。
一見してわからないようなかすり傷でも、魚たちにとっては重傷です。
なるほど、お祭りから持ち帰って育てても、すぐに死んでしまう金魚がいるのも無理はありません。
魚のプロはそれがわかるので、水質環境を整え、徐々に体力を回復させます。
これと同じように、神はイスラエルの民の窮状をご存知であり、神ご自身の計画をもって、彼らを徐々に救い出していきます。
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モーセがくつを脱ぎ、謙遜な態度を示したので、神は彼にこのように言われました。
「わたしは、エジプトにいるわたしの民の悩みを、つぶさに見、また追い使う者のゆえに彼らの叫ぶのを聞いた。わたしは彼らの苦しみを知っている」
(出エジプト記3:7)
エジプトで圧迫されていたイスラエルの民を、神は見ておられ、その叫びを聞いておられたのです。
「なぜ神は人を苦しみに遭わせないように配慮しないのか?」
と疑問に思ったことはないでしょうか。
しかし、神はそうなさらないのです。
ここで理解できることは、人が苦しみの中にいるとき、神も共に苦しみを感じておられるということです。
それが、
「わたしは彼らの苦しみを知っている」
(出エジプト記3:7)
という言葉の意味です。
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新約聖書では、ヘブル人への手紙4章16節〜18節でこう説明されています。
14 さて、わたしたちには、もろもろの天をとおって行かれた大祭司なる神の子イエスがいますのであるから、わたしたちの告白する信仰をかたく守ろうではないか。
15 この大祭司は、わたしたちの弱さを思いやることのできないようなかたではない。罪は犯されなかったが、すべてのことについて、わたしたちと同じように試錬に会われたのである。
16 だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか。
こちら側の苦しみを知らずして、あれこれ
「これがベストなのだからやりなさい」
と指示されても、本当に心から従えるかというと、そうではありません。
同じ苦しみを味わい、同じ感情を持った気心の知れた相手からなら、
「言われたことをやってみよう」
という気が起きるものです。
「 わたしは下って、彼らをエジプトびとの手から救い出し」
(出エジプト記3:8)
とはその辺りの消息を述べています。
神はイエスという人の姿となり、天から下って、最下層のしもべとして人に仕え、罪を負い、救いを達成されました。
神の順番というものがあるのです。
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順を追って、神の御心をたどっていく今日として参りましょう。
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