今日のみ言葉【No.3148】(2023年 8月 4日)「神への信頼」

イエスは答えて言われた、「神を信じなさい。よく聞いておくがよい。だれでもこの山に、動き出して、海の中にはいれと言い、その言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう。そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。
（マルコ11:22-24）

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今日はルカ11:5-13の話のまとめです。

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この箇所の最初の説明（7月11日）で、祈りが答えられないと感ずるのは、

(1)求める執念がない
(2)神の与え方を理解していない
(3)神への信頼がない

ということが理由だと紹介しました。

神を信じているから神はあなたに与えるのではなく、求めることが要求されているとイエス様は語られました。

なぜなら、神はあなたに最善のものを与えようとして、求められることを待っている愛の神だからです。

それは父が子に対して抱く愛情です。

この人格的関係がわかるところで、信頼感というものが生まれてきます。

これとは対照的に、非人格的関係の中では、欲しいものが与えられるためには「ギブアンドテイク(give and take)」でなければなりません。

これはビジネスの関係です。

しかし、神と人間との間は親子関係ですので、人間側が努力した分、神が与えるということではありません。

神は最初から与えたくて、与えたくて、どうしようもない御方だというのがイエス様が明かされた真理です。

この生きた御方との交流がある中で、

「この方を信じてみよう。信頼していこう」

という気持ちが湧いてくるのです。

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神が与える最も良いものは聖霊です。

聖霊は神の御心を明らかにし、理解させてくれます。

「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう」
（ヨハネ14:26）

聖霊は、私たちが天の父なる神を信頼できるように働いて下さるのです。

たとえば、

「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい」
（ヨハネ14:1）

とイエス様はおっしゃいましたが、これを知的に理解し、自分に納得させようとしてもできるものではありません。

この先どうなるかわからないではないか、という事実や情報が山のように心に押し寄せてくるからです。

しかし、聖霊の働きを受け入れ、歓迎し、聖霊に自由に働いてもらおうと決心した心の持ち主には、

「心を騒がせないがよい」

という御言葉が生きた力を持って人の心を静め、理屈抜きの平安となってその人を支配するのです。

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このような、いわば霊的体験を経て、人は、

「なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう」
（マルコ11:24）

という段階に達します。

神への信頼感が乏しかったところから、天の父への信頼あふれる心へと変えられるのです。

このようにして、クリスチャンは信じて夢見る人となります。

聖霊に導かれ、御心にかなう祈りをするので、求めることはすでにかなえられたと信じて生きることができます。

祝福の未来を先取りしながら現在を生きる人生を送るのです。

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父なる神からの最も良い贈り物である聖霊は、信じる者すべてに与えられています。

聖霊の働きを歓迎し、神への信頼あふれる毎日を送って参りましょう。

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